
2025年4月11日、北海道登別市に位置する老舗宿泊施設「登別グランドホテル」が、冬季閉鎖していた名物『巨大樽水風呂』を再開した。この水風呂は、サウナを愛する者にとって“ととのい”体験を極めるための理想的なスポットだ。
同ホテルは「温泉とサウナのW主役」を掲げ、温泉地・登別の魅力を最大限に引き出す取り組みを行ってきた。特に、サウナ後に入る水風呂として設置された巨大な味噌樽を再利用した『樽水風呂』は、全国のサウナファンから高い注目を集めている。
高さ・直径170cm!北海道屈指の巨大樽水風呂が登場
『鬼サウナ』『清流サウナ』と同じく、館内の「鬼灯の湯」に設置されたこの水風呂は、高さ・直径170cmという圧倒的な存在感を誇る。登別北東部の山麓を水源とする沢水を使用し、水温は16℃に設定。全身を包み込むような冷却感と、天井から水が落ちてくる仕掛けによる刺激が“ととのい”を一気に加速させる。


鬼サウナ → 樽水風呂 → 滝見外気浴の「鬼ととのいルート」
登別グランドホテルでは、110℃の高温サウナ『鬼サウナ』や、セルフロウリュが楽しめる『清流サウナ』、そして80℃設定でじっくり入れる『熊サウナ』と、個性豊かな3種のサウナが完備されている。
サウナでしっかり発汗した後は、巨大樽水風呂で一気にクールダウン。そしてその後は、滝の音が響く「鬼灯の湯」の露天“ととのいスペース”で外気浴を楽しむ。この流れこそが、登別グランドホテルが提案する“鬼ととのいルート”である。

登別を「サウナツーリズムの聖地」へ
登別温泉は、新千歳空港から1時間、札幌からも1時間半と好アクセスであり、食塩泉・硫黄泉・鉄泉といった豊富な泉質を誇る“温泉のデパート”として知られる。登別グランドホテルは、昭和13年創業の歴史を持ち、昭和天皇や上皇陛下も宿泊されたという格式高い施設だ。
この登別グランドホテルでは、「北海道登別をサウナツーリズムの聖地へ」を合言葉に、『鬼サウナ』『清流サウナ』『熊サウナ』『巨大樽水風呂』といった魅力的な設備を次々と展開してきた。
サウナファンならずとも、この地を訪れずにはいられないだろう。
登別グランドホテル
住所:〒059-0592 北海道登別市登別温泉町154番地
公式HP:https://www.nobogura.co.jp