ホーム » 全ての記事 » 120℃のサウナ室のストーブ出力をMAXに!?「浅草橋サウナSANCTY」は、いったいどこまで熱くなるのか!

120℃のサウナ室のストーブ出力をMAXに!?「浅草橋サウナSANCTY」は、いったいどこまで熱くなるのか!

by furosauna

「ちょっとちょっと!120℃超えってそれ、もう鍋の温度じゃないの?」

2025年5月28日(水)、台東区・浅草橋。サウナ好きの間で「都内屈指の激熱サウナ」と話題の施設「浅草橋サウナSANCTY(サンクティ)」が開催したイベントは、正気の沙汰ではなかった!

その名も「サウナストーブ出力MAXイベント!サウナ室はどこまで熱くなるのか!?」

通常でも120℃という高温設定のサウナ室。ただでさえ熱いサウナ室のストーブをフルパワーにして“どこまで上がるか”を試すという、ロジックもルールも一切無視したサウナバトル。室温は果たしてどこまで上がるのか!?最大出力の向こう側に見えるのは、果たして天国か地獄か!?

もはや人類の挑戦。むしろ人体実験!?そんな過激イベントに、体当たりで参加してきました!

静かに、ジワジワと温度を上げてくる…

入った瞬間に“毛穴”が絶叫!これはもはやサウナなのか?

すでに最大出力&最高温度に到達しているサウナ室。

サウナ室前で「入るのやめよかな…」なんてことが一瞬頭によぎる。しかし、筆者もベテランサウナーの端くれ、「バカヤロー!」と自分自身にビンタ1発、闘魂注入してサウナ室のドアを開ける。

なんか監獄に見えてきた…

サウナ室に入ってまず思ったのは、「空気が噛めそう」という謎の感覚。肌に触れる“熱気”がもう熱じゃない。凶器。ドアを閉めた瞬間、まつ毛が焼けるかと思った。息を吸えば喉が一瞬でカラカラ、鼻から吸えば鼻毛がチリチリになりそう。1分で滝のような汗。3分で人生を見つめ直し始める。そして5分経過後には、さっきビンタした頬がめっちゃ熱い。ビンタなんてするんじゃなかった。

通常運転でも120℃のSANCTYだけど、この日は本当に別次元。熱気が物理攻撃に変わる瞬間を初めて体験した。なぜか笑えてくるし、笑った瞬間に口内が乾いてビックリする、というのを何度も繰り返しては悶絶している。悶絶するたびに体を揺らしてしまい、自分で熱風を作り出してしまってさらに熱い。

全身から汗が噴き出しすぎて、もう“汗”というより“自分の一部”が出ていってるんじゃないかと錯覚するくらい。

誰も上段になんて座れない…。うつむくしかないよねぇ

地獄への超特急!巨大うちわの“鬼アウフグース”がトドメを刺す

耐えてる最中、突然スタッフさんが現れてこう言った。「では、アウフグースいきます!」──うん、今このタイミングで!?と思う間もなく、巨大うちわ(畳半畳くらいのサイズ)で容赦なく熱風を送ってきた。

もうね、あれ“うちわ”じゃないの。“熱波砲”なの。1振りで室温が5℃上がったんじゃないかってくらい、全身を焼く熱風がバッコン!と襲ってくる。しかもスタッフさんがめちゃくちゃ楽しそう。笑顔で5連発、6連発と連打してくる。「この人たち、戦場の鼓舞隊か?」ってくらいテンションが高い。

対してこちらは、完全に悶絶。頭の中ではギターウルフの「熱風ジロー」がリフレイン。「ああ、あの曲って熱波師の曲だったのか…」と絶対違うのに熱のせいで思考がうまく回らない。そして、身体中が熱くて、膝がガクガクしてるのに、なぜか「ヒャッヒャッヒャ!」と笑ってしまう謎。

このアウフグース、冗談抜きで人生の記憶に残るレベルの熱波だ。思考は蒸発したけど、体験はガッチリ焼き付いた。

涼しい顔して熱波を送り続けるスタッフさん…。すごい…

合わせて読みたい

フロサウナは、いま注目のフロ、サウナ、スパなどの情報を求めさまよう「温浴開拓者」たちの「温浴メディア」です。