
鳥取県・大山隠岐国立公園内にある「Nature Sauna」は、サウナファンたちに人気の施設。そんな「Nature Sauna」が2025年1月25日・26日に、冬季休業期間中の特別イベント「極寒 The Nature」を開催した。本イベントは、サウナと大自然の融合を楽しむ1泊2日の非日常体験として、多くの参加者から好評を博した。
こだわり抜かれた冬季サウナイベント
「Nature Sauna」がある一向平キャンプ場は、冬季になると深い雪に覆われる。しかし、本場フィンランドでは冬こそサウナシーズンとされている。この考えに基づき、約3カ月前から準備を進め、特設ページで参加者を募った。

全国からサウナーが集結
関東・関西を中心に、多くのサウナ愛好家が本イベントに参加した。現地までは米子空港・米子駅からの送迎が用意され、参加者はスムーズに到着。イベントでは、特別なサウナ体験が次々と提供された。多くの参加者が念願の雪ダイブを堪能し、サウナの醍醐味を存分に味わった。




極寒サウナと食の楽しみ
サウナ後の楽しみのひとつが「サ飯」だ。本イベントでは、温かい汁物や肉料理、フルーツなどが用意され、朝食には参加者自身がホットサンドを作るスタイルが採用された。また、雪山でのソリ遊びやスノーシュー体験も企画され、サウナ以外のアクティビティも充実していた。


安全管理と運営の徹底
冬季のサウナイベントにおいて、運営側が最も注力したのが安全管理だ。除雪作業の徹底、転倒防止対策、ヒートショック予防、食事メニューの配慮など、細心の注意が払われた。その結果、事故なくイベントが終了し、参加者からも「また来年も開催してほしい」との声が多く寄せられた。


「Nature Sauna」は、サウナを通じて鳥取県の自然の素晴らしさを伝える場としても注目されている。「極寒 The Nature」はその一環として開催され、多くの人に冬ならではのサウナの魅力を伝えることに成功した。今後も、この特別なサウナ体験が恒例イベントとなることを期待したい。