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120℃からの−6℃に衝撃!硬派でコスパ最強な「浅草橋サウナSANCTY」はサウナー必見!?3月23日に初のレディースデーも

by furosauna

浅草橋と言えば、江戸時代にルーツを持つ日本有数の問屋街。日本人形・玩具・文具・アクセサリー・装飾資材などの問屋が集まり、神田川沿いには屋形船の乗り場があるなど江戸の情緒を色濃く残す街だ。

そんな風情ある街に2024年8月、突如誕生した「浅草橋サウナ SANCTY」。オープン当初から「めちゃくちゃ熱い」と話題沸騰の”攻めてる”サウナ施設だ。なんせサウナ室が120℃設定という、都内でも屈指の熱さ。

江戸時代から明治時代にかけて、江戸っ子は一般的に熱い湯(あつ湯)を好み、50度のお湯に15~20分入っていたと言われているが、令和版の江戸っ子は「熱いサウナ」だと言わんばかりの温度設定。「こんなぬるいサウナで汗なんかかけるかってんだ!てやんでい!べらぼうめ!」と言いながら汗だくになる江戸っ子気分を味わいに、一路、浅草橋へ向かうのであった。

【お知らせ】3月23日(日)、初のレディースデー開催!

動線完璧!コンパクトでスパルタンな施設内

外から見ると、全体的にコンパクトなのかと思わせる佇まい。しかし内部は奥行きがあり、意外と広く感じる。ヘビーサウナーにとって広すぎるサウナ施設は敬遠しがちなところがあるが、SANCTYは「広すぎず、狭すぎず」という絶妙なサイズ感。動線を気にするサウナーにとっては魅力的だろう。

そして、全体的に無駄を一切感じない質実剛健なスパルタンさがあるのも特徴的だ。必要なものはすべて揃っているのだが、それが全てなのだ。思わず「いなせだね〜」と江戸っ子サウナーライクな言葉も飛び出してしまう。

奥に広く感じるアプローチ!しかし入ってみるとその動線の素晴らしさに驚く

SANCTYの魅力①
120℃の高温サウナ

そして、浅草橋SAUNA SANCTYと言えば、120℃という超高温設定のドライサウナ。広々とした空間には20名以上入ることができる。さらに、1時間ごとにアウフグース(熱波サービス)とキューゲル(氷の玉)を用いたアロマロウリュが行われ、体の芯から温まる極上の体験が可能だ。

サウナ室に入った瞬間に毛穴が全開になるのが分かる。チリチリとしたサウナストーブの音と共に、一気に吹き出す汗。入ってわずか1分である。これは熱い…。サウナ歴20年近いベテランサウナーを自称する筆者は、熱いサウナも数多く経験してきたはずなのだが、これは相当熱い。

熱く薄暗いサウナ室。熱いのだが落ち着く空間だ

さすが120℃のサウナ室を売りにするだけのことはある。チラリと温度計に目を向けると表記は「122℃」。120℃どころちゃうやんけ!と思わず一人でツッコみたくなったが、今日は江戸っ子。そんな野暮なことは言わないのである。

表情ひとつ変えずにとにかく耐えていると、「そういえばサウナにハマりだした当初もこんな感じで熱さに耐えてたなぁ」なんていう昔の思い出が走馬灯のように蘇る。走馬灯…ということは危険か!?急いでサウナ室を飛び出す。サウナ室滞在時間6分。

温度計122℃!上ブレするサウナって珍しい

SANCTYの魅力②
6℃の冷却室と、滝のような冷水シャワー

一般的なサウナ施設では水風呂が主流だが、浅草橋SAUNA SANCTYでは冷水シャワーと-6℃の冷却室を導入している。水風呂とは異なり、全身を均等に冷却することができるため、意外と水風呂よりも肉体的負担が少ない。

サウナ室でガンガンに熱くなった体を冷水シャワーで一気に冷やす。水量が凄まじいため、気分は滝行。肩にあてれば肩こりも治りそうな水量だ。

けっこうな水量の滝シャワー

冷水シャワーで第一次冷却が完了したら、次は冷却室で第二次冷却。この2段階での冷却が、個人的にはかなり気持ちがいい。冷却室に敷いてあるタオルはバキバキに凍っていたが、これはこれで雪深い土地の外気浴の気分が味わえる演出だ。冷却室前には、お好みで吹きかけられる「ハッカ水」も用意されている。体感温度がグッと下がるため、爽快感は倍増だ。

体は完全に冷え、”あまみ”もくっきり。「水風呂がないのはちょっと…」と思うことなかれ、意外と水風呂がなくても体は十分に満足していた。

120℃から-6℃の落差。思いっきり体温が上がった後に、ストンと落とすその緩急はまるで漫画・ドカベンの里中智が放つスカイフォーク。ドカベン山田太郎でも攻略できないほどの衝撃が身体中を駆け巡った。

冷却室、めちゃくちゃ寒いけど気持ちいい!
天井からつららが!
ハッカ水で冷たさをブーストさせる!

SANCTYの魅力③
休憩スペースとくつろぎスペース

サウナと冷却の後は、休憩スペースで心地よい風を感じながらリラックスする時間が待っている。インフィニティチェアが多数完備されており、静かな空間で「ととのう」感覚を存分に味わうことができる。薄っすらと聴こえるクラシックな音楽も心地が良い。思わず意識が飛ぶ。

また、くつろぎスペースには、寝転びながらリラックスできるエリアや、書籍やテレビを楽しめるスペースも用意されている。まるで自宅にいるかのようなリラックスした時間を過ごすことができるだろう。

インフィニティチェアがずらり。薄暗い空間で落ち着く
ゴロゴロすることもできる

SANCTYの魅力④
清潔感のあるロッカールーム

ロッカールームもかなりの清潔感。アメニティの充実感にもこだわりがある。筆者が何よりも感動したのが、ロッカー自体の幅の広さだ。一般的なロッカーよりも横幅が7〜8cm程度大きいため、荷物の多いユーザーでも安心して利用できる。

銭湯なみのハイコスパ!料金プランと利用システム

浅草橋SAUNA SANCTYは、月額会員制とビジター利用の両方に対応している。月額制の会員プランが特徴の同施設だが、ビジターとして単発利用も可能。ヘビーサウナーからライトサウナーまで、気軽に訪れることができる。

月額会員プラン
入会金:9,980円
月額料金:9,980円(24時間利用可能)
※個人ロッカー使用料:1,680円

ビジター料金 
60分コース:1,180円
90分コース:1,480円
120分コース:2,200円(タオル付き)
1Dayコース(最大16時間):3,300円(タオル付き)
レンタルタオル:220円

月額会員になると、24時間好きなタイミングで利用できるため、仕事帰りや休日のリラックスタイムに最適だ。そしてこの金額…。毎月30日間、毎日利用した場合、1回あたり332円…!?これは逆にお店の心配をしたくなるレベルだ。

そしてビジターでもこの金額。都内の銭湯の場合、入浴料550円、サウナが別料金で500円、合計1,050円くらいが一般的な料金帯だ。しかしもはや同じくらいの料金帯。それほど長時間にわたり入れるサウナ室ではないため、60分コースでも十分にととのう。

浅草橋駅から徒歩1分という好立地に位置しており、アクセスのしやすさも大きな魅力のひとつ。浅草橋が生活圏内にある場合、気軽に本格的なサウナを毎日のように楽しめる場所だ。

3月23日(日)、初のレディースデー開催!

浅草橋SAUNA SANCTYでは、2025年3月23日(日)に初のレディースデーが開催される。このレディースデーもコスパ最強のイベントだ。120℃から−6℃の緩急を体感できる貴重な機会。予約なしで行けるというのも粋だ。ぜひとも体験してほしい。

レディースデー料金プラン
90分コース:1,000円(タオル付き)
120分コース:1,500円(タオル付き)
レンタルサウナハット:300円

Instagramキャンペーンも実施中だ

今回紹介した「浅草橋SAUNA SANCTY」は、「コスパ最強」「質実剛健」「動線完璧」「設定温度が上ブレ」というサウナーにとって嬉しい悲鳴が満載のサウナ。感想を述べると「こんなサウナを待っていた!」と声を大にして言いたい場所だ。

毎日でもサウナに入りたいヘビーサウナーも、ときどきコスパ&タイパ良くととのいたいライトサウナーも、「浅草橋SAUNA SANCTY」は満足できる場所だろう。


浅草橋SAUNA SANCTY 

東京都台東区柳橋1丁目13−4 浅草橋丹羽ビル 2F
電話番号:03-4500-5358
営業時間:24時間営業(有人営業は9:00〜23:00)
定休日:なし

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