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日本サウナ・スパ協会が「ととのう2.0」を発表!サウナの質向上と事故予防の新基準

by furosauna

日本のサウナ文化を支える公益社団法人日本サウナ・スパ協会が、サウナ利用の安全性向上とより深いリラクゼーションの実現を目的とした新しいサウナルーティン「ととのう2.0」を発表した。これは、従来の「サウナ・水風呂・休憩」の3ステップに、「水分補給」を加えた4ステップのサウナ習慣を提唱するものである。3月7日の「サウナの日」に合わせ、全国の一部サウナ施設では、大塚製薬の協賛により「ポカリスエット イオンウォーター」の無償配布イベントも実施される。

「ととのう2.0」のコンセプトとは?

これまで、サウナ愛好者の間で広く知られている「ととのう」という概念は、「サウナ・水風呂・休憩」の3ステップが基本とされてきた。しかし、近年のサウナブームにより、転倒や体調不良といった事故が増加していることが課題となっていた。そこで、日本サウナ・スパ協会は、サウナ前の「水分補給」の重要性に着目し、新たなルーティンとして「ととのう2.0」を提唱した。

「ととのう2.0」では、サウナに入る前に200〜250mlの水分補給を行い、発汗を促しながらも安全にサウナを楽しむことを推奨している。この新ルーティンを実践することで、サウナの質を向上させるとともに、脱水症状や立ちくらみのリスクを軽減できるという。

水分補給がもたらす「深いととのい」

日本サウナ・スパ協会が実施した調査によると、サウナに入る前に水分補給を行った人の76%が「より深くととのう」と回答している。その内訳として、50%の人が「より多く汗をかける」と感じ、43%の人が「体に負担なくサウナを過ごせる」と答えた。また、41%の人は「よりサラサラの汗をかくことができる」と実感している。

この調査結果からも、水分補給がサウナの質を向上させるだけでなく、体への負担を減らし、より快適なサウナ体験をもたらすことが明らかとなった。

3月7日の「サウナの日」に合わせて、全国の一部サウナ施設で「ととのう2.0」実感イベントが開催される。このイベントでは、大塚製薬の協賛により「ポカリスエット イオンウォーター」が来館者に無償配布される予定だ。

サウナ前の水分補給として最適なイオンウォーターは、汗に含まれる電解質を効率的に補給できるドリンクとして、日本サウナ・スパ協会の推奨飲料にも認定されている。この機会に、「ととのう2.0」を実践し、より安全で快適なサウナ体験を実感してみてほしい。

日本サウナ・スパ協会のコメント

公益社団法人日本サウナ・スパ協会の吉田秀雄会長は、「サウナをより安全に、より健康的に楽しむためには、サウナ後だけでなくサウナ前の水分補給がとても大切です。ぜひ『ととのう2.0』を習慣化し、豊かなサウナライフをお楽しみください」と述べている。

また、大塚製薬のポカリスエット イオンウォーター製品担当者は、「これまで『日本サウナ・スパ協会 推奨飲料』として、水分・電解質補給を通じてサウナ愛好者の皆様をサポートしてきました。『ととのう2.0』の普及を通じて、より多くの方がサウナで最高のリフレッシュメントを体験できるよう貢献したい」と語った。

「ととのう2.0」で新しいサウナ習慣を

サウナは、正しい入り方を実践することで、心身ともに健康的なリラクゼーションを提供するものとなる。「ととのう2.0」を取り入れ、安全かつ快適なサウナライフを楽しんでほしい。

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