
東京都町田市にある唯一の銭湯「大蔵湯」では、2024年の年末から2025年の年始にかけて特別イベントが開催される。冬至の「ゆず湯」と新年を祝う「初湯」という、季節ならではのイベントは、地元住民だけでなく銭湯ファンも注目だ。温かい檜風呂や遠赤外線サウナとともに、年末年始に心も体も癒されてみてはいかがだろうか。
年末の定番「ゆず湯」で風邪予防を
「大蔵湯」では、2024年12月21日(土)に「ゆず湯」を実施。午後3時から午後11時まで、檜風呂に浮かぶゆずの香りを楽しみながらリラックスできる時間が提供される。日本では「冬至にゆず湯につかれば風邪をひかない」といわれ、この伝統的な行事は江戸時代から続く日本の風物詩として親しまれてきた。
ゆず湯の温かさと柑橘の爽やかな香りは、血行を促進し、肌をしっとりと整える効果が期待される。冬の寒さが厳しい時期に、風邪予防を兼ねて銭湯で体を温めるのは理想的な過ごし方だ。




新年を祝う「初湯」と特製タオルプレゼント
2025年1月2日(木)には、「初湯」が実施。午後0時から午後6時までの間、新年最初の入浴を楽しめるこの特別なイベントは、古くから「初めて入るお湯で一年の無病息災を祈る」という日本の伝統に基づく。
さらに、初湯を利用した来場者には、大蔵湯の公式キャラクター「ゆっポくん」の特製タオルをプレゼント。このオリジナルタオルは、限定品として記念に持ち帰ることができ、新年の思い出作りにも最適だ。
大蔵湯の魅力、檜風呂と遠赤外線サウナ
1966年創業の「大蔵湯」は、町田市木曽町に位置する町田唯一の銭湯だ。特に人気なのが、木の香り漂う檜風呂と健康促進効果が期待される遠赤外線サウナ(別料金)である。檜風呂はリラックス効果が高く、温泉のような心地よさを提供する。一方、遠赤外線サウナは、体の芯から温める作用があり、デトックス効果や血行促進にも役立つ。
銭湯を訪れるすべての人が心身ともに癒されるよう、施設の清潔感や快適なサービスにも細やかな配慮がされている。


地域コミュニティとしての役割
町田市は「住みたい、住み続けたい街」としての魅力を発信する取り組みを進めている。「大蔵湯」は、その一環として地域住民の憩いの場を提供し、コミュニティの核となっている。ゆず湯や初湯といったイベントを通じて、伝統文化を守りながら新しい形で地域社会に貢献しているのも大きな特徴だ。

町田市唯一の銭湯「大蔵湯」で行われる冬のイベント「ゆず湯」と「初湯」は、地域の伝統文化を感じながらリラックスできる貴重な機会だ。檜風呂やサウナを楽しみながら、寒い冬を乗り越えるための温もりを得ることができる。
特製タオルがもらえる初湯や、日本ならではの「ゆず湯」を体験しに、大蔵湯を訪れてみてはいかがだろうか?一年の健康を祈りつつ、心も体も整える時間を楽しもう。
大蔵湯
場所:東京都町田市木曽町522
大人(12歳以上):550円
中人(6歳以上12歳未満):200円
小人(6歳未満):100円