山口県長門湯本温泉に、新しい宿泊複合施設「SOIL Nagatoyumoto」が2025年3月15日に開業する。この施設は、600年の歴史を誇る温泉街の風情を活かしながら、「自然育」「食育」「湯育」をテーマにしたユニークな体験を提供する場として注目されている。特に、最上階に設置された「リバービューサウナ」は、多くのサウナファンを魅了する設備として話題だ。
サウナで心身をととのえる贅沢なひととき
「SOIL Nagatoyumoto」の目玉であるリバービューサウナは、音信川(おとずれがわ)の美しい景観を眺めながら楽しめる特別なサウナ。6階に位置するこのサウナは、施設の最上階から川のせせらぎと温泉街の風情を堪能できるデザインとなっている。
利用者はサウナで温まった後、音信川沿いの外気浴スペースで体を冷やし、心身ともにリフレッシュすることができる。自然との一体感を感じながら「ととのう」ひとときを過ごせるリバービューサウナは、日常のストレスを忘れさせる癒しの場としておすすめだ。
「恩湯」で楽しむ新鮮な生温泉
「SOIL Nagatoyumoto」の宿泊者は、長門湯本温泉のシンボルともいえる立ち寄り湯「恩湯(おんとう)」を無料で利用できる。泉源から湧き出る39℃の「生の温泉」は、加水や加温を一切行わず、自然の恵みをそのまま体験できるのが特徴だ。
「恩湯」の湯浴みとリバービューサウナを組み合わせることで、温浴とサウナの相乗効果を楽しむことができる。これにより、体の芯から温まりつつ、疲労回復や心のリフレッシュを同時に叶える特別な体験が実現するだろう。
地域と連携した多彩なアクティビティ
「SOIL Nagatoyumoto」は、「自然育」をテーマに、地元の自然や文化を活かしたアクティビティを提供している。地元の林業士や農家と連携した「森林ツアー」や「塩作り体験」などが用意され、宿泊者は地域の魅力を深く感じながら新しい発見ができる。
また、1階のアクティビティセンターを拠点に、SUP(スタンドアップパドル)を使ったサンセットツアーなど、アウトドア派にも嬉しいプログラムが多数用意されている。
イタリアンレストラン「TARU」で食育を体験
「SOIL Nagatoyumoto」の1階には、薪窯で焼き上げるピザが名物のイタリアンレストラン「TARU」が併設されている。ここでは、地域の生産者と連携して四季折々の素材を使用したメニューを提供。さらに、温泉水を活用したオリジナルカクテルも楽しめる。
「TARU」では、フードロス削減を目指して地元の余剰食材を活用したメニューも展開。宿泊者は食事を通じて地域の循環型社会づくりに参加できる。
宿泊料金
「SOIL Nagatoyumoto」では、多様な客室タイプが用意され、2~4名向けのツイン・ダブルルームやスイートルーム、リーズナブルに宿泊可能なドミトリースタイルの部屋が選べる。
- ツイン・ダブルルーム:1室22,500円(税別)~
- スイートルーム:1室48,000円(税別)~
- ドミトリー:1人8,000円(税別)~
「SOIL Nagatoyumoto」は、温泉街の歴史や文化を継承しつつ、サウナや自然体験、食育を通じた新しい宿泊体験を提供する施設だ。特に、音信川を眺めながら楽しめるリバービューサウナは、日々の疲れを癒し、心身を整えるのに最適な場所といえる。
山口県長門湯本温泉で特別なひとときを過ごし、新しい旅の形を体験してみてはいかがだろうか?
SOIL Nagatoyumoto:山口県長門市深川湯本2257番地