
2024年11月11日、愛媛県松山市の温泉リゾート施設「東道後のそらともり」に、日本初となる音響特化型サウナ付き客室がオープンする。この施設は、サウナと音楽を融合させた新しいリトリート体験を提供し、サウナファンや音楽ファンにとって、全く新しい癒しの空間として注目されている。
今回、サウナ音楽の第一人者であり、ドラマ「サ道」の音楽を担当したことでも知られる、音楽家・とくさしけんご氏によるオリジナル楽曲「MUSIC FOR SORA TO MORI」が、同施設の専用サウンドシステムで楽しめることが決定した。「MUSIC FOR SORA TO MORI」は、とくさしけんご氏が本客室サウナのために書き下ろしたもの。
「MUSIC FOR SORA TO MORI」は、瀬戸内海の波の音や杖ノ淵の水のせせらぎ、日尾八幡神社の鐘の音といった、地元の自然や文化の音をふんだんに取り入れ、サウナ室内で心地よく響き渡る設計だ。同氏はこの楽曲について「ロウリュの音と相性がよく、自然音が織りなす空間での新しい音楽体験を楽しんでほしい」と語る。
ARCH SAUNAとMERI SAUNA、音響特化型サウナ付き客室の魅力
とくさしけんご氏とのコラボ楽曲を導入するのは、「ARCH SAUNA」と「MERI SAUNA」の2つ。それぞれに音響特化型サウナが備わっている。ARCH SAUNAは、まるで音楽が全身を包み込むかのような没入感が得られる構造で、音楽を通じて心身ともに深くリラックスできる。MERI SAUNAも同様に、地域の自然音を織り交ぜた音楽を楽しめるよう設計され、特別なサウンドシステムが音の振動を細やかに感じさせるよう工夫されている。
音響システムは、渋谷の人気サウナ施設「SAUNAS」なども手掛ける音響設計会社「WHITELIGHT」が監修し、反射板やスピーカーの配置にこだわることで、サウナ室全体に音が均等に行き渡る設計が実現している。また、コンサートホールでも使用される高性能スピーカーが使用され、音の迫力と繊細さを同時に楽しむことができる。

サウナと音楽の相乗効果で極上のリラクゼーション
音響特化型サウナでは、音楽と熱のリズムが体に染みわたることで、まるでサウナの中に音楽が流れ込んでくるような感覚が得られる。とくさしけんご氏の楽曲「MUSIC FOR SORA TO MORI」は、12分ごとに流れる鐘の音や波のしぶきの音など、サウナ内でのリラックスを促す要素が盛り込まれ、利用者はこれまでにない没入体験を楽しめる。
さらに、サウナ内ではセルフロウリュも可能で、ロウリュの蒸気と音楽が調和した空間で「ととのう」時間を満喫できる。また、この客室専用のオリジナルロウリュ水も用意され、香りと音が交わる贅沢なリラクゼーション体験が実現している。
クラウドファンディングで特別な宿泊プランも提供
「東道後のそらともり」は、この音響特化型サウナ付き客室の開設に伴い、クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」で特別な宿泊プランを提供している。11月下旬まで実施予定のクラウドファンディングでは、限定の宿泊プランが販売され、サウナファンや音楽ファンにとって見逃せない機会となっている。
クラウドファンディングを通じて参加者は、通常よりもお得な価格で宿泊体験ができるだけでなく、とくさしけんご氏の特別な音楽とサウナの組み合わせをいち早く体験できるメリットがある。この限定プランは好評を博しており、松山空港からのアクセスも良いため、遠方からの「サ旅」を計画する人々にとっても絶好の選択肢となるだろう。

「東道後のそらともり」が提供する音響特化型サウナ付き客室は、サウナと音楽が一体となる全く新しいリラクゼーション空間だ。とくさしけんご氏のオリジナル楽曲「MUSIC FOR SORA TO MORI」を通じて、瀬戸内の自然や文化がサウナ室に息づき、利用者は心身ともに深いリラクゼーションを体感できる。
クラウドファンディングによる限定宿泊プランも見逃せない。サウナと音楽の「ととのい」をぜひ「東道後のそらともり」で体験し、音と蒸気が織りなす特別なひとときを味わってみてはいかがだろうか。
東道後のそらともり
愛媛県松山市南久米町3−1