ホーム » 全ての記事 » エストニア製サウナで北欧文化を満喫!埼玉県ときがわ町・COMORIVERで「エストニア夏至祭2025」6月1日より開催

エストニア製サウナで北欧文化を満喫!埼玉県ときがわ町・COMORIVERで「エストニア夏至祭2025」6月1日より開催

by furosauna

北欧サウナ文化の本場、エストニアの伝統を埼玉県で体験できる特別イベントが開催される。株式会社温泉道場が運営するCOMORIVER(コモリバ)にて、2025年6月1日から30日まで「エストニア夏至祭」が行われる。5回目の開催となる今年は、エストニア大使館・エストニア政府観光局の協力のもと、サウナ体験を中心とした7つの特別コンテンツが用意されている。

エストニア製サウナ「イグルーサウナ」で本格的なサウナ体験

コモリバには、エストニアの職人技が光る「イグルーサウナ」が2台設置されている。このご縁から始まったエストニアと日本の文化交流イベントは、今年で5年目を迎える。エストニアでは冬が長く、夏至祭(ヤーニパエヴ)は特別な祝祭として大切にされている。現地では夏至の日はほとんど眠らず、焚き火と夕暮れの輝きを楽しみながら過ごす文化がある。

今回のイベントでは、本場の薪焚きサウナをより深く体験できる「エストニアサウナ満喫オプション」が提供される。ロウリュ用特製アロマ、セルフウィスキング用ヴィヒタ、エストニア製ピート泥パックなど、本格的なサウナグッズを使用することができる。サウナ愛好家にとっては見逃せない内容だ。

サウナ後の楽しみも充実!焚き火体験とアウトドアサウナ飯

エストニアではサウナの前後のコミュニケーションを重視する文化がある。夏至祭期間中は、通常は宿泊者限定だった焚き火体験が日帰りサウナ利用者にも提供される。自分で薪を割り、揺らめく炎を眺めながら川のせせらぎを楽しむ贅沢な時間が用意されている。

さらに、サウナ後の楽しみとして「アウトドアサウナ飯」も販売される。エストニアの伝統的な食べ方である「コッコ・マッカラ」(焚き火で焼くソーセージ)を、ときがわ町名産のゆずを使用したソフトドリンクや地元醸造所「teenage brewing」のビール、エストニアの首都タリンのブルワリーPÕHJALA(プヤラ)のクラフトビールと共に楽しむことができる。

夏至祭ならではの体験と地域交流

イベント期間中は、エストニアの夏至祭の定番である「巨大焚き火」も再現される。ときがわ町の地元林業家の協力のもと、地域の針葉樹を使用した本格的な焚き火が毎週土曜日に点火される。参加者は花冠や衣装を身につけ、焚き火を囲んで踊ることができる。

また、エストニア料理研究家「エストニア料理屋さん」による「七層ケーキ」も週末限定で販売される。バルト三国で愛される蜂蜜の甘さが特徴のケーキに、ときがわ町のブルーベリージャムをアレンジしたスペシャルバージョンを味わうことができる。

さらに、期間中は館内BGMもエストニア音楽に変更され、エストニア大使館提供の写真展も開催される。地元ときがわ町民および在日エストニア国籍の方は、本館ラウンジを無料で利用できるサービスも提供される。

エストニアとサウナ文化

エストニアはIT先進国として知られるが、実はサウナ大国でもある。エストニア・ヴォル地方のスモークサウナは、2014年にUNESCO無形文化遺産に登録されており、サウナ文化が深く根付いている。

コモリバは「しぜんたいのひととき」をコンセプトに、美しい都幾川の清流沿いに位置する全12室のアウトドアリゾートである。今回のイベントを通じて、日本におけるサウナ文化と、本場エストニアのサウナ文化の交流が深まることが期待される。エストニア製サウナで体験する夏至祭は、サウナ好きにとって見逃せない特別な機会となるだろう。


エストニア夏至祭2025 

期間:2025年6月1日~6月30日
場所:COMORIVER(コモリバ)/埼玉県比企郡ときがわ町本郷930-1
協力:エストニア大使館・エストニア政府観光局
主催:株式会社温泉道場

合わせて読みたい

フロサウナは、いま注目のフロ、サウナ、スパなどの情報を求めさまよう「温浴開拓者」たちの「温浴メディア」です。