
東京都練馬区にある「豊島園 庭の湯」が、2025年3月27日(木)から6月8日(日)までの期間限定で、「サウナ瞑想」プログラムを開催する。京都・建仁寺両足院の副住職であり、世界的に禅を指導する伊藤東凌氏がプロデュースする本イベントは、フィンランド式サウナと瞑想を融合させた全く新しい体験を提供する。
サウナと瞑想がもたらす深いリラクゼーション
「豊島園 庭の湯 サウナ瞑想」は、日々のストレスを解消し、心を落ち着かせるための特別プログラムである。厚生労働省の調査によると、就業者の82%が仕事に関する不安やストレスを感じていると回答しており、心身を癒すための手段が求められている。本プログラムは、そうした社会的課題に応えるために企画された。
瞑想といえば、静かに座り呼吸を整えるイメージがあるが、本プログラムではサウナの熱や呼吸の変化を活かしながら瞑想を行う。通常の瞑想よりも意識を集中しやすく、初心者でも取り組みやすいのが特徴である。サウナ室内での適度な温度変化と深い呼吸を組み合わせることで、心と体のバランスを整え、日常生活にも応用できるリラクゼーション法を学ぶことができる。

瞑想指導のプロフェッショナルが監修
本プログラムの監修を務めるのは、臨済宗建仁寺派両足院副住職の伊藤東凌氏。伊藤氏は、Meta(旧Facebook)本社での禅セミナーをはじめ、アメリカやヨーロッパ、アジア各国で瞑想指導を行う第一人者だ。伊藤氏の指導のもと、サウナと瞑想の相乗効果を最大限に引き出す音声プログラムが設計され、参加者はガイドに従いながら深いリラックス状態へと導かれる。

五感を研ぎ澄ませる食体験
サウナと瞑想を通じて研ぎ澄まされた五感をより深く感じられるよう、特別な食事メニューも用意。庭の湯特製スムージー、炊きたて土鍋ごはん、練馬味噌の具だくさん味噌汁、旬の天ぷら盛り合わせ、銀鱈の西京漬け、練馬産のお漬物、甘味など、シンプルながらも味わい深い和食が楽しめる。一口ずつじっくりと味わうことで、食事そのものが瞑想となる新しい体験だ。

「豊島園 庭の湯 サウナ瞑想」は、完全予約制で、1回の定員は6名までとなっている。開催時間は11:00、13:00、15:00、17:00、19:00の5回で、参加費は5,000円(食事込み、入館料別)。予約はアソビューのWEBサイトまたは当日受付(空席がある場合のみ)で可能となっている。
都心のオアシスである「豊島園 庭の湯」で、新しいサウナ体験を通じて心と体のバランスを整えてみてはいかがだろうか。
豊島園 庭の湯
東京都練馬区向山3丁目25−1