
サウナブームが続く日本において、本格的な北欧サウナ体験を提供する新たな動きが見られる。HUUMの正規代理店であるSaunature(サウネイチャー)は、エストニアの高級サウナキャビンメーカー「Saunasell」社の「Dice」シリーズの独占販売権を獲得した。この契約により、日本市場におけるサウナの選択肢が大きく広がることが期待されている。
本場北欧のサウナが日本市場に適応
SaunatureはこれまでHUUMの高品質なサウナヒーターを中心に事業を展開してきた。そして今回、Saunasell社の屋外サウナキャビンを日本市場に導入することで、さらなる市場拡大を図る。特に、Diceシリーズはコンパクトながらも高機能であり、日本の住宅事情に適した設計となっている。
また、「Patio」「Primo」シリーズの取り扱いも開始し、より多様なライフスタイルに合わせた本格的な北欧サウナの提供を実現する予定だ。

Saunasell社との戦略的提携
2024年4月、SaunatureはエストニアにてSaunasell社との独占販売契約を締結した。この契約により、日本市場でDiceサウナキャビンを販売できる唯一の正規代理店としての立場を確立した。2024年秋から輸入を開始し、すでに「Patio」「Primo」シリーズやSaunatureオリジナルのカスタムサウナも併せて販売を開始している。
先進的な製品ラインナップ
Saunasellのサウナキャビンは、エストニアの最新技術を駆使した製品として高い評価を得ている。Diceシリーズは、40mmのサーモウッドを使用し、優れた断熱性能と耐久性を誇る。また、Primoシリーズは70mmの接着サーモウッドを採用し、より高い品質と安定性を実現している。
さらに、Saunature独自のカスタムサウナは、日本の気候や住宅環境に最適化されており、個人向けから商業施設向けまで幅広いニーズに対応する。

日本のサウナ市場に与える影響
近年、日本ではサウナの健康効果が注目され、多くの人々が日常的にサウナを利用するようになった。その中で、従来の樽型サウナとは異なる新たな選択肢として、北欧スタイルの屋外サウナが登場することは、市場の多様化に大きく貢献する。
特に、DiceシリーズをはじめとするSaunasell社の製品は、2段ベンチや効率的な換気システムを標準装備しており、理想的なサウナ環境を提供する。また、洗練されたデザインと高品質な素材を採用することで、従来のサウナとは一線を画す新しい体験を実現する。
Saunature代表・オーリマンス・アルコ氏のコメント
「HUUMの最高品質サウナヒーターとSaunasell社の革新的なサウナキャビンを日本市場に導入できることを大変嬉しく思います。これらのエストニア製品は、本格的なサウナ体験を追求して開発された逸品です。
私たちは、ただ製品を販売するのではなく、日本の消費者や事業者とともに理想的なサウナ体験とは何かを探求していきたいと考えています。そのために、サウナ施設向けの専門的なツールやサービスも提供する予定です。高品質な製品と正しい知識の組み合わせこそが、真のサウナ文化の発展に寄与すると確信しています。」

SaunatureとSaunasell社の提携により、日本におけるサウナ文化は新たな局面を迎えようとしている。北欧の最新技術と日本の入浴文化が融合することで、より多くの人々が本格的なサウナを楽しめる環境が整いつつある。
今後もSaunatureは、日本市場に適したサウナ製品の開発と販売を続け、サウナファンにとって魅力的な選択肢を提供していくことだろう。