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山形に初出店「たびのホテルlit酒田」2027年2月25日開業、90℃サウナと17℃水風呂を備えた展望温泉宿

日本百名山の一角に数えられる鳥海山を望む港町・山形県酒田市に、最上階に温泉サウナを構えるホテルが誕生する。

サンフロンティアホテルマネジメントが山形県初進出として手がける「たびのホテルlit酒田」が2027年2月25日に開業し、本日より公式サイトで宿泊予約の受付がスタートした。

男性90℃サウナ×17℃水風呂、女性はきめ細かな泡の「シルキーバス」

ホテル最上階に設けられるのは、鳥海山を一望できる天然温泉の展望露天風呂とサウナ、そして湯上がりのための展望ラウンジだ。

男性用大浴場には90℃のサウナと17℃の水風呂が組まれ、女性用大浴場には泡が全身を包み込む「シルキーバス」が採用される。サウナ室の90℃・水風呂17℃という組み合わせは、いわゆる「爆風熱波」を売りにする都市型サウナ施設のような極端な高温・低温設定ではなく、一般的なサウナ施設で標準とされるレンジに近い。

むしろこの温度設計が意味するのは、”サウナ単体で勝負する施設”ではなく、”温泉旅館としての快適さの延長線上にサウナがある”という発想だ。

実際、露天風呂と一体化した展望ラウンジ、隣接するリラクゼーションコーナーのマッサージチェアまでを含めると、サウナは目的地というより、宿泊体験全体の「締めくくりの動線」として設計されている印象を受ける。

たびのホテルlit酒田

「地域創生型ホテル」が最上階にサウナを据える理由

酒田市は日本海交易で栄えた港町で、庄内平野の農産物や日本海の海の幸、そして鳥海山という観光資源に恵まれた土地だ。サンフロンティアホテルマネジメントは2023年7月に酒田市と地域振興に向けた連携協定を結んでおり、「たびのホテル」ブランドの上位版として位置づけられる「lit」を酒田に投入する形になる。

たびのホテルlit酒田

近年、地方の宿泊主体型ホテルにおいて、最上階に天然温泉とサウナをセットで配置する設計は珍しくなくなってきている。出張需要と観光需要の両方を取り込みたい地方都市のホテルにとって、サウナはビジネス客の疲労回復と観光客の”ご当地体験”を同時に満たせる装置として機能しやすいからだ。

酒田の場合はそこに鳥海山という景観資源が加わる点が特徴で、単なる大浴場+サウナという組み合わせ以上に、”景色ごとととのう”という付加価値を打ち出せる立地だと言える。

たびのホテルlit酒田

客室・朝食は「サウナ後をどう過ごすか」で設計されている

全178室はダブルルームが6割超を占め、電子レンジ・2ドア冷蔵庫・55インチスマートTV・加湿空気清浄機を全室に標準装備。一部客室にはキッチンと洗濯機も備え、中長期滞在にも対応する。

朝食は地元食材を使ったブッフェスタイル、夕刻には無料アルコール、風呂上がりにはアイスキャンディーが用意されるなど、宿泊体験全体が「ととのった後の受け皿」として組み立てられている点も見逃せない。

たびのホテルlit酒田

「たびのホテルlit酒田」どんなサウナーにおすすめか

高温・爆風系のストイックなロウリュを求める上級者向けというより、旅先で無理なく”ととのい”を楽しみたいソロ旅行者や出張族、家族連れに向いた設計だ。

特にキッチン・洗濯機付き客室があるため、連泊しながら鳥海山周辺の温泉・観光を巡りたい中長期滞在型のサウナーには相性が良い。

編集部
ジョー

90℃・17℃というスペックだけ見ると”普通”に映るかもしれないが、それを鳥海山ビューの露天という条件で味わえるとなると話は別だ。熱波でごり押しするタイプのサウナではなく、景色と温度でじわっと満足させにくるタイプ。連泊でだらだら”ととのい”を積み重ねたい出張族や、ソロ旅で静かにととのいたい人に「たびのホテルlit酒田」は特に刺さりそうな一軒だと思う。

たびのホテルlit酒田

所在地:山形県酒田市中町3-1-15
開業日:2027年2月25日(木)
料金:曜日・シーズンにより変動
サウナ室数:男性用大浴場に1室
サウナ室温度:90℃(男性用)
水風呂数・温度:男性用1、17℃
主な設備:展望露天風呂、展望ラウンジ、リラクゼーションコーナー(マッサージチェア)
アクセス:JR酒田駅から車で約5分、羽田空港から庄内空港まで約1時間
運営会社:サンフロンティアホテルマネジメント株式会社
公式URLhttps://sakata.tabino-hotel.jp/

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