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愛知の巨大サウナ「スーパーサウナ一宮」が2026年9月8日誕生、5種のサウナと4種水風呂を徹底的に体験してきた

突然だが、我々現代サウナーは常に飢えている。「もっと広い水風呂はないのか!」「もっと時間を気にせずダラダラしたい!」「ととのいイスの争奪戦に負けて、露天エリアの片隅で体育座りするのはもう嫌だ!」そんな、わがまま極まりない欲望を胸に抱きながら、日々の温浴ライフを送っているのではないだろうか。

そんな全サウナーの「ここが足りない」を完全に解消し、サウナ好きが考えた「正解」をすべて詰め込んだというとんでもない施設が、愛知県一宮市に爆誕するという情報をキャッチした。

その名も、「スーパーサウナ一宮」

スーパーサウナ一宮

読み方は当然”スーパーサウナいちのみや”である。愛知県民以外の人が見ると”スーパーサウナーみや”に見えなくもない。宮さんというスーパーサウナーが活躍する漫画が、ヤンマガか何かで連載しているのかと思ったのは私だけではないはずだ!

グランドオープン日は2026年9月8日(火)。オープンに先駆け、クラウドファンディングも実施している。

結論から言おう。ここはサウナの皮をかぶった「サウナーたちの巨大都市バビロン」、いや、究極の「サウナーテイメント空間」だった!全てを体験した後、あなたはきっと”スーパーサウナー”になっているはずだ!

一宮の地にそびえ立つ、かつての「憩いの場」がとんでもない姿に

愛知県一宮市大和町。名鉄尾西線「観音寺駅」から歩くこと約15分。途中で電車に乗り間違え、かなりの遠回り。名古屋駅からめちゃくちゃ時間がかかってしまった。名鉄線、難しすぎるやろ!

車なら東海北陸自動車道「一宮西IC」からわずか2分ほど走らせると、突如としてその巨大な建物が現れる。一瞬、市営体育館かと見紛うほどの巨大さ。入口はどデカい鳥居か?スーパーサウナ一宮、なんか分からんけどスゴそうだ…。

スーパーサウナ一宮
ドーン!デカい!

ここはかつて、地域のシンボルとして愛されながらも2025年12月に惜しまれつつ閉店した「祥楽の湯 一宮店」の跡地である。地域の憩いの灯を消さないため、みらいホールディングスのグループ企業であるアットインがそのバトンを受け取り、全面改装を施して再生させたのがこの「スーパーサウナ一宮」だ。

スーパーサウナ一宮
グッズもいっぱい!

ただ綺麗にするだけのリニューアルならよくある話。しかし、スーパーサウナ一宮が下した決断はあまりにもロック、いやもうハードコアだった。

「あえて男性専用施設として振り切る」

そう、限られた敷地で男女両方の設備を整えようとすれば、どうしてもどこかに妥協が生まれてしまう。それならいっそ、広大な元スーパー銭湯の敷地すべてを男性サウナーのためだけに解放したら、一体どれほどの理想郷が作れるだろうか?という、極めて変態的(褒め言葉)な問いへの答えが、この施設なのだ。

なお、「毎月15日はレディースデー」として女性専用の日になる。女性サウナーの皆さんも首を長くして待っていてほしい。

無料の巨大駐車場(なんと130台収容!)を横目に、はやる気持ちを抑えながら館内へ。エントランスに入ると、下足ロッカーの鍵にバーコードが付いている。そう、このバーコードが館内でのすべての決済手段となり、支払いは退館時に一括で行う完全後払いシステムだ。財布を持ち歩く必要すらなく、ストレスフリーな旅がここからスタートする。

スーパーサウナ一宮の「時間無制限」という、全サウナーが涙する究極のバカンス

フロントで受付を済ませると、館内着とタオルセットを渡される。そう、料金にはレンタル代がすべて含まれているため、完全手ぶらでOKなのだ

そして何より素晴らしいのが、基本の入浴料金システム。

  • 平日:2,000円
  • 土日祝:2,500円

なんと、これだけで「時間無制限」である。多くの都市型サウナが「90分制」「2時間制」を導入し、サウナーたちの「あ、やべぇ、あと15分で着替えて出なきゃ……!」という焦りもある中、スーパーサウナ一宮は「時計を脱ぐサウナ」を掲げ、時間を忘れて自分を研ぎ澄ますわがままな自由を提供してくれる。この時点で、すでに筆者のととのいは始まっているといっても過言ではない。

さあ、脱衣所で服を脱ぎ捨て、いよいよ夢の浴室へと足を踏み入れよう。

スーパーサウナ一宮

絶叫不可避!本質的に異なる「5つの個性派サウナ」に脳がバグる

スーパーサウナ一宮の浴室ドアを開けた瞬間、男しかいない広々とした空間に圧倒される。そして目に入るのは、全国各地のサウナの聖地の特徴をキュレーションしたという、5つの個性的すぎるサウナの数々だ。一つずつ、その狂気じみたスペックを紹介していこう。

スーパーサウナ一宮

1. スタジアムサウナ「熱」:これはサウナ室か、それとも武道館か?

まずは「スーパーサウナ一宮」最大規模を誇るメインサウナ「熱」。約80℃に設定されたマイルドな温度帯で、初心者から上級者まで誰もが心地よく過ごせる空間なのだが、驚くべきはその収容人数。なんと約37名が入れるスタジアム級の広さだ。

スーパーサウナ一宮

しかも、空間の中央にはドカンと専用のステージが設けられている。赤い照明も相まって「こういうスナックあるよね」とノスタルジックな雰囲気すらもある。

そう、ここはただのサウナ室ではない。熱波師やアウフギーサーたちがその牙を剥き、大規模なアウフグースイベントを開催するための「ライブステージ」なのだ!オートロウリュの熱、音、光が交錯する演出は、もはやサウナの次元を超えたエンターテインメントだ!

スーパーサウナ一宮

2. バーニャサウナ「杜」:木の宝石「ケロ」に包まれる贅沢

お次に現れるのは、サウナー憧れの希少木材“木の宝石”とも呼ばれるケロ材を壁面の一部に使用した本格ロシア風サウナ「杜」。一歩足を踏み入れた瞬間、ケロ材独特の芳醇で甘い香りが鼻腔をくすぐる。

スーパーサウナ一宮
スーパーサウナ一宮
色も変わる。おもしろい
スーパーサウナ一宮
ケロ材みっけ!

温度は約90℃、収容人数は約28名。ストーブ中央には水を張った大きなボウルが配置されており、本場ロシアのロシアンバーニャを彷彿とさせる強烈な高温多湿環境が演出されている。ここは「歓談OKエリア」となっており、仲間とサウナ談義を弾ませながら、ダイナミックなアウフグースやフラッグロウリュを楽しむことができる。

静寂だけがサウナじゃない、語らいだって正解なんだ、という施設の優しいメッセージが胸に染みる。

スーパーサウナ一宮
スーパーサウナ一宮
ヴィヒタでセルフウィスキングもOK!でもアッツイ!
ヴィヒタがいっぱい!

3. ミストサウナ「霧」:真っ白な幻想世界で己を浄化せよ

お次は、約20名を収容する「霧」。約60℃という超マイルドな設定でありながら、オートロウリュ式の高湿度スチームを採用しているため、体感温度はかなり高い。

イベント時には天井(ヒーター上部)から細かく冷たいミストが大量に降り注ぎ、それがサウナヒーターに当たることで一気に爆発的なスチームへと変貌する。

視界は一瞬で真っ白になり、光の演出と合わさって、まるで雲の中でととのっているかのような錯覚に陥る幻想空間だ。

ここも色が変わる演出!派手なのは県民性なのかな…?

4. スチームサウナ「瞑(めい)」:暗闇の中で自分とタイマンを張る

静寂の中でじっくり自分と向き合いたいなら、定員約7名の「瞑」へ。約60℃の低温設計にすることで身体への負担を最小限に抑え、長時間の滞在を可能にしている。

入って正面には映画「ローマの休日」でもお馴染みの”真実の口”だ。その口からモクモクと蒸気が出てくる横で大汗をかく様子は、最高にシュールだ。

めっちゃ出るやん

暗がりの中に響く蒸気の音を聞きながら瞑想する時間は最高なのだが、ここで特筆すべきは室内に設置された「クナイプホース」だ。

このホースから冷水を出し、火照った身体を部分的に冷却しながら温冷を繰り返すことができる。これ、無理なくセルフで体温調整ができるので、無限に居られてしまう恐怖の快適装置である。

5. 薬草樽蒸サウナ「樽」:岐阜の聖地「田辺温熱保養所」から正式承認で導入!

そして、スーパーサウナ一宮の最大の目玉にして、別料金を支払ってでも絶対に体験すべきなのが、1階にあるこの「薬草樽蒸サウナ」だ。なんと、サウナ愛好家の聖地として名高い岐阜県大垣市の「田辺温熱保養所」から正式に承諾をもらい、その伝統とDNAを正統継承した特別な薬草樽蒸サウナを贅沢に2基も導入しているのである。

利用料金は全日1,800円(2時間制)で、脱衣所やシャワーも専用のものが別で完備されている。

そしてこれがかなりデカい。近くで見るとその巨大さに圧倒される。1つの大きな樽には最大6名が収容可能。中に入ると、独自にブレンドされた濃厚な薬草の香りと蒸気が、これでもかと立ち込めている。

通常のサウナとは異なり、ここには水風呂がない。ここでも「田辺温熱保養所」と同じイズムを継承している。水風呂で体についた薬草成分を落としてしまうのではなく、体を休憩でゆっくり冷やしながら成分を浸透させていくのだ(個人の感想です)。蒸しサウナと休憩をひたすら繰り返し、身体の芯までじっくりと温めることで「2次発汗」を楽しむという、超ディープなリラクゼーションを体験できる。

樽から出た瞬間、通常のサウナとは全く異なる、身体の芯からジュワジュワと湧き上がるような極上のリラックスを体感。退館する頃になっても身体がずっとポカポカしており、薬草の力に完全に平伏することになる。

冷え方がバグっている!「4種類の水風呂」で冷冷交代浴の境地へ

5つの狂ったサウナを楽しんだ後、我々を待ち受けるのは、これまた尋常ではない水風呂のバリエーションだ。なんと、温度や深さの異なる4種類の水風呂が完備されている。

シングル水風呂(10℃未満)

サウナーたちの間で「シングル」と呼ばれる極極水風呂。入った瞬間に「ヒョエェェェーッ!」と脳天に電撃が走る凶悪な冷たさ。羽衣(温度の膜)を一切作らせない暴力的な冷却力だ。

王道の水風呂(15~17℃)

サウナーにとっては「実家のような安心感」。シングルでキンキンに冷やした身体をここにスライドさせることで、究極の温度グラデーションを味わえる。

常温水風呂(21〜23℃)

冷たい水風呂が苦手な初心者にも優しく、マイルドに身体を包み込んでくれる。

常温バイブラ水風呂(21〜23℃)

常にぶくぶくと気泡が湧き立つバイブラ仕様。水面に身体を預ければ、重力から解放されたかのような心地よい浮遊感をもたらしてくれる。

さらに、浴室には一気に大量の水を頭から浴びることができる「ガッシングシャワー」が2つ設置されている。

サウナから出て、このガッシングシャワーで汗を脳天から一気に洗い流し、そのままシングル水風呂へ滑り込む瞬間は、脳内の全快楽物質がドバドバと分泌されて、危うく白目を剥きそうになる(個人の感想です)。

スーパーサウナ一宮、難民ゼロ宣言!空を仰ぐ「50席超の休憩スペース」で完全昇天

水風呂から這い上がった我々を優しく迎え入れてくれるのが、内外気浴スペースだ。

都市型サウナで最も悲しい瞬間。それは、水風呂を出たのに「ととのいイスが全部埋まっていて座れない」こと。スーパーサウナ一宮は、そんな悲劇を絶対に起こさない。なんと、浴室内・内気浴・外気浴の3エリアに合計約50脚のチェアを配し、約50名規模が同時にととのえる圧倒的なキャパシティを確保しているのだ。

外気浴スペースへ進み、リクライニングチェアに深く腰掛ける。上空を見上げると、一宮の澄んだ青空がどこまでも広がっている。そよ風が濡れた肌を優しくなでる。内気浴エリアにも、巨大な扇風機が気持ちの良い風を常に送り続けてくれる。

「……あ、これ、完全にととのったわ……」

意識が宇宙の彼方へと吸い込まれていく感覚。スマホを置き、時間を忘れた男たちが、一宮の空の下で一斉に魂を抜かれた抜け殻のようになっている光景は、側から見れば奇妙極まりないが、当事者たちにとっては紛れもない「理想郷」そのものだった。

「スーパーサウナ一宮」はサウナだけじゃない!高濃度炭酸泉やお風呂の充実度もピカイチ

サウナに特化した施設にありがちなのが「お風呂が少ない、あるいは狭い」という問題。しかし、スーパーサウナ一宮は元スーパー銭湯の敷地力を遺憾なく発揮している。

露天エリアでは、ととのい後の身体にジンワリと染み渡る「高濃度炭酸泉」が楽しめる。さらに、内湯エリアには強烈な噴流で肩こりや腰痛を粉砕してくれるジェットバス(筆者個人の感想ですが、肩こりの人にはガチでオススメ!)や、広々とした白湯、電気風呂まで完備されている。 サウナだけでなく、普通のお風呂としても一級品のスペックを誇っているのが本当に心強い。

色んなシャンプーが選べる「シャンプーバー」も

無料コーヒーに漫画、そしてサウナ上がりの「スーパーレモンコーラ」で胃袋を掴まれる

極限までととのった後は、館内着に着替えて2階の休憩エリアへ。スーパーサウナ一宮には充実した漫画コーナーがあり、なんと無料のホットコーヒーをいただけるサービスまで用意されている。どこまで実家のような安心感を提供すれば気が済むのだろうか。

そして、サウナーの胃袋を満たすためのお食事処「サめしや饗」の存在を忘れてはならない。和・洋・ガッツリ系まで、サウナーの満足度を追求して開発された厳選「サ飯」が約50種類もラインナップされている。

ホルモン焼き、うめ〜!

さらに、クラフトコーラブランド「コーノコーラ」とのスペシャルコラボレーションによって誕生した、サウナ上がりの爽快感と水分補給を計算し尽くしたオリジナルクラフトコーラ『スーパーレモンコーラ』をオーダー。渇ききった喉に、スパイシーでレモンがガツンと効いた冷たいコーラを流し込む。

細胞の一つひとつに水分と糖分が染み渡っていくのがリアルに分かる。この一杯のためにサウナに入っていたと言っても過言ではない、悪魔的な美味さだ。

んんんんまーーいッ!!!

「スーパーサウナ一宮」2026年9月8日開業!日本のサウナ史が動く歴史的瞬間を見逃すな!

スーパーサウナ一宮のプレオープンをひとしきり体験し、完全に骨抜きにされた筆者。お風呂上がりに駅まで歩く道のりは、心なしか軽い。来る時に感じた名鉄線の乗り方の難しさなど完全に忘れている。この帰路の爽快さは、わがままなサウナーの願いをすべて叶えてくれた結果だ。

あらためて、この「スーパーサウナ一宮」のグランドオープンは2026年9月8日(火)。当日は午前11時37分(いいサウナ)より営業を開始する。通常営業は9:00〜25:00(最終入館24:00)となっている。

サウナを愛するすべての諸君。日常のノイズをすべて消し去り、圧倒的なととのいに没入できるこの「理想郷」へ、ぜひ足を運んでみてほしい。一度この「時間無制限」と「5大サウナ×4大水風呂」のコンボを体験してしまったら、もう普通のサウナには戻れなくなるかもしれない!

そしてその時、あなたはスーパーサウナーになるのだ!

編集長

ステージがある「熱」もヤバいですが、サウナーとしてはやはり「瞑」のクナイプがツボ。温冷交代浴の合間に冷水で部分冷却できるのは天才の所業だ。一日中ダラダラして脳みそを溶かしたいストイック派ソロサウナーは、今すぐスケジュールを空けるべし!

スーパーサウナ一宮

所在地: 〒491-0932 愛知県一宮市大和町毛受一本松31
開業日: 2026年9月8日(火)
営業時間: 9:00〜25:00(最終入館24:00) ※9/8のみ11:37〜
定休日: 年中無休(※年に数回メンテナンス臨時休館あり)
入館料: 平日2,000円 / 土日祝2,500円(時間無制限、館内着・タオルセット付) ※薬草樽蒸サウナは追加料金1,800円(2時間制)
アクセス: 東海北陸自動車道「一宮西IC」より車で約2分、名鉄尾西線「観音寺駅」より徒歩約13〜15分
駐車場: 無料駐車場完備(130台)
URLhttps://supersauna.jp/
クラウドファンディングURLhttps://www.makuake.com/project/supersauna_ichinomiya/

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