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家具のように暮らしに溶け込む新発想!Japan Saunaが家庭用サウナの新モデル3製品を一挙公開

by furosauna

日常生活にサウナをシームレスに取り入れる時代が到来だ。家庭用個室サウナの「Japan Sauna」が、空間プロデュースブランド「Cal」との共同企画により、新たな家庭用サウナ3製品を発表した。この新製品は「日常に取り入れられる上質なサウナ体験を通じて、より多くの人々の心身の健康と豊かなライフスタイルを実現する」という共通ビジョンのもと開発されたもの。

モルタル外装で空間を引き締める「BASIC モルタルモデル」

注目すべき第一の新製品は、既存のBASICモデルを進化させた「BASIC モルタルモデル」だ。従来の木材ボックスから一転、建築材料であるモルタルで外装全体を仕上げることで、スタイリッシュな外観と屋外設置の可能性を両立させている。一般的なサウナボックスに見られる木調の優しい印象とは異なり、モルタルの硬質感が空間をシャープに引き締める効果をもたらす。

モルタル樹脂による覆いは見た目の変化だけでなく、機密性向上という実用的なメリットももたらしている。これにより外気の影響を受けにくくなり、より安定した高温サウナ体験が可能となった。モードなスタイルやインダストリアル調インテリアを好む層に特におすすめの製品である。

このモデルは既存BASICモデルのカスタムメニューとして2025年秋頃に本格販売開始予定で、サイズはS、M、L、LLの4種類。カスタム価格は500,000円(税抜)からとなっている。

BASIC モルタルモデル

「EINE」と「TOY SAUNA」—手軽さと本格派の新たな選択肢

さらに、Calプロダクトとして「EINE」と「TOY SAUNA」の2製品も発表された。「EINE」は昨年発売されたモデルのデザインをリニューアルし、新たにノックダウン式として再登場。省スペース設計と高い断熱性能を両立しながら、100Vのストーブでありながら本格的なサウナ体験を提供するという。

一方、「TOY SAUNA」は家庭で手軽に楽しめるロウリュ式のボックス型サウナを、国内最安クラスの価格で提供する製品だ。特筆すべきは電気工事が不要で、数十分での組み立てが可能という手軽さ。北欧風のナチュラルなデザインは、サウナ機能だけでなく子供の秘密基地としても活用できる楽しさを提供している。

サウナになる家具「EINE」
家庭用コンパクトモデル「TOY SAUNA」

日本式セルフメディケーションとしてのサウナ文化

Japan Saunaが目指すのは単なるサウナ製品の販売ではない。同社はこれまで、パフォーマンスやコンディショニング向上を目指す取り組みや、予防医療と健康増進を結ぶ「0.8次医療」の考え方を取り入れてきた。日常と医療の境界をなめらかにし、未病の段階から健康管理に取り組む新しいセルフメディケーション文化の構築を目指している。

「日本式セルフメディケーションを通じて、個人一人ひとりのパフォーマンスを一段上げる」というビジョンのもと、家庭用サウナを通じたウェルビーイング向上への貢献を掲げているのだ。

この新製品群の発表により、日本の家庭用サウナ市場にさらなる広がりが期待される。サウナを「特別な場所での贅沢」から「日常生活に溶け込む健康習慣」へと転換する流れが加速しそうだ。インテリアとしての美しさと本格的なサウナ体験の両立という新たな価値提案が、どのように市場に受け入れられるか注目される。


Japan Sauna

URL:https://japansauna.jp/

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