
北欧産サウナの輸入・販売事業を展開する北欧発のサウナスタートアップ「totonoü」は、”家具のように置けるサウナ”の新シリーズとして「Auroom Model F(オールーム モデル エフ)」を発表した。
北欧サウナ大手Auroom社とtotonoüの共同開発によって誕生した新シリーズ「Model F」は、totonoüが販売する人気サウナ製品のサイズ感を踏襲しつつも、北欧建築にヒントを得た近未来的なモノトーンカラーが最大の特徴となっている。本シリーズのフラッグシップモデルとなる「Model F Glass」は、最大2-3人収容のコンパクトサイズとなり、ホテルの客室や自宅に導入することを念頭にデザインされた。


「Model F Glass」は、インテックス大阪で開催されるホテル・レストラン・ショー in 関西 2023(7月12日〜14日)、及び東京ビッグサイトで開催される賃貸住宅フェア2023(7月19日〜20日)で初披露となる。実機の展示やキャビンサウナの活用事例も紹介される。また、賃貸住宅フェアではtotonoüの代表・齋藤アレックス剛太氏が「“家具のように置ける家庭用サウナ”で実現する空室率改善&家賃アップ ー北欧の先進事例を日本でー」をテーマに講演予定となっている。
「Model F」シリーズの特徴

「Model F」シリーズ最大の特徴は、黒と白のモノトーンカラー。高温多湿になるサウナ室では、天然由来成分によるサウナ専用塗料を使用することが好ましいとされているが、日本では有色のサウナ塗料の調達が難しく、サウナ製品は木材本来の色味を活用したライトブラウンの色味が主流となっていた。
今回発表する『Model F』ではサウナ用木材として北欧で人気な「アルダー」を採用した上で、独自で調達した黒・白のサウナ専用塗料を塗布することで、近未来的な黒と白のツートーンカラーを実現。背面パネルには、Auroom社の親会社でもある北欧製材大手・Thermory社が手掛ける「STEPプロファイル」を採用。細かい凹凸がLEDライトの光を際立たせる。

電気サウナストーブには、同じく北欧・Tylo社の電気サウナストーブをオプションとして提供される。ロウリュも可能で、サウナ室を最大110度まで温めることが可能なパワフルな製品だ。室温温度センサー(リミッター)に加えて、本体基盤温度が47°C以上になると自動的に電源が落ちるダブルリミッター仕様を持つことで、安全性を高めている。また、ガラスには8mmの耐熱強化ガラスを採用し、デザイン性と機能性の双方が担保されている。

フラッグシップモデル「Model F Glass」の販売を開始

今回「Model F」シリーズの第一弾として、フラッグシップモデル「Model F Glass」が販売開始された。同製品は、Auroom社の人気製品「Cala Glass」の寸法をそのままに、Model Fのモノトーンデザイン取り込んだ次世代モデルとなっている。
サイズは1.5m×1.5mとなり2-3人を収容。自宅やホテルの客室にもフィットする大きさだ。LEDライトやアクセサリーも付属しているモデルとなり、日常生活や宿泊体験を豊かにするための空間として、自宅用・事業用としての活用が期待できる。最高110度・ロウリュを楽しむことも可能となり、北欧のサウナ室のエッセンスを極限まで濃縮した製品だ。
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