ホーム » 全ての記事 » 鎌倉市に新サウナ施設「御成桑拿」を2025年秋に開業へ!面白法人カヤックとGREENINGの共同事業

鎌倉市に新サウナ施設「御成桑拿」を2025年秋に開業へ!面白法人カヤックとGREENINGの共同事業

by furosauna

鎌倉市御成町に新たなサウナ施設「御成桑拿(おなりさうな)」が2025年秋に開業することが発表された。この施設は株式会社GREENINGと株式会社カヤックによる共同不動産開発事業の第二弾となるプロジェクトである。

まちと人が”ととのう”コミュニティサウナをコンセプトに

「御成桑拿」は単なるサウナ施設ではなく、「地域密着型のコミュニティサウナ」というコンセプトを掲げている。街づくりの視点からプロデュースやプロモーションの実績を持つGREENINGの企画力と、「まちの社員食堂」など地域を巻き込む仕掛けに長けたカヤックのコミュニティ力を組み合わせ、人が集まりつながる場所を目指す。両社は2022年に第一弾としてカヤックの元社員寮をリノベーションしたオーベルジュ「BIRD HOTEL – GARDEN HOUSE -」を手がけている。

サウナ界の名手たちによる本格的な空間づくり

サウナ室は「Saunner of the Year 2024」を受賞した「madsaunist」が監修。科学的な視点でサウナとスチームを研究するアカデミックサウナレーベルとして知られる彼らが、サウナ初心者からコアなサウナーまで楽しめる「ととのい」を追求している。特徴的なのは呼吸のしやすさと居心地の良さを重視した設計で、自然と会話が生まれる空間となっている。

内装デザインを担当するのは、谷尻誠氏・吉田愛氏率いる「SUPPOSE DESIGN OFFICE」。自他共にサウナ好きを公言する彼らが、鎌倉の伝統を意識しながらもクリエイティブな発想を取り入れた空間を創出した。「科学」と「建築」の視点から、サウナとしての本質と高い品質を追求している。

コミュニティの核となる施設を目指して

GREENINGとカヤックは「居心地の良いサウナから、自然とコミュニケーションが生まれ、まちと人がととのう」という新たな価値の創出を目指している。ローカルショップとの協業や地域イベントの開催など、サウナを起点に鎌倉の街と人をつなぎ、賑わいを生み出すコミュニティスペースとしての機能も重視している。

現在、施設運営を担うコミュニティマネージャーの募集も行っており、地域と連携しながら新たな価値づくりに参加したい人材を求めている。また、開業に先立ちティザーサイトも公開され、最新情報が随時更新される予定だ。

これまでサウナブームが続く中、単なる温浴施設ではなく地域コミュニティの核となる新しい形のサウナ施設として、「御成桑拿」の開業は鎌倉の新たな文化拠点としても注目される。


御成桑拿 

住所:神奈川県鎌倉市御成町10−24
入浴形態:男女混浴(水着着用)
サウナ室面積:約25㎡
収容人数:最大30人
サウナストーブ:2台
浴槽:温浴/水風呂
公式サイト:https://onari-sauna.com/

合わせて読みたい

フロサウナは、いま注目のフロ、サウナ、スパなどの情報を求めさまよう「温浴開拓者」たちの「温浴メディア」です。