
埼玉県川越市に昨年11月オープンした「サウナ横綱」が注目を集めている。大相撲を引退した力士たちが「熱波師」として第二の人生を歩み始め、相撲の世界観を取り入れた独自のサウナ体験を提供しているのだ。4月には多数の熱波イベントが予定されており、サウナ好きにとって見逃せない施設となっている。
「相撲×サウナ」という業界初のコンセプト
「サウナ横綱」は、2021年5月場所で引退した元力士・大翔龍こと竹内太一氏が代表を務める株式会社Sauna綱が運営する施設。相撲をコンセプトにした業界初のサウナ施設であり、飲食スペースも併設されている。
竹内氏は相撲引退後の第二の人生としてサウナ施設の開業を選択。さらに、元力士たちにセカンドキャリアの場を提供したいという思いから、力士時代の経験を活かせる「熱波師」というポジションを用意した。

元力士の熱波師が相撲の所作を披露
熱波師に挑戦しているのは、竹内氏と同じ追手風部屋で切磋琢磨してきた大翔前こと大前氏(最高位:幕下59枚目)である。もともとサウナが好きで温浴施設での実務経験もある大前氏は、オーナーの竹内氏からの誘いを受け、「サウナ横綱」のスタッフとして日々の営業に携わりながら熱波師としての腕も磨いている。
「熱波師としての腕はまだ序ノ口ですが、サウナ室内で相撲の雰囲気を感じて楽しんでいただけるよう、日夜稽古に励んでいます」と大前は語る。

4月は元力士による熱波イベントが満載
4月には元力士2名による特別な熱波イベントが多数開催される。
「横綱熱波」では、元力士2名による取組が披露され、より相撲を身近に感じられる体験が提供される。また「どすこいロウリュ」では、相撲部屋さながらの鉄砲柱で稽古する様子が披露され、サウナ横綱オリジナルアロマオイル「びんづけアロマ」を使用したロウリュが行われる。
さらに、埼玉県サウナイキタイ1位の「草加健康センター公認」の「爆風ロウリュ」や「瞑想ロウリュ」など、様々なサウナイベントも予定されている。





相撲の世界観を感じるサウナ空間
「サウナ横綱」は相撲の世界観を全面に打ち出した施設。サウナ室内には相撲部屋と同じサイズの鉄砲柱が設置され、休憩スペースの壁面には番付の木札が下がっている。また、飲食スペースでは相撲部屋直伝のちゃんこ鍋も味わうことができる。
小江戸川越の地に位置し、西武新宿線本川越駅から徒歩1分というアクセスの良さも魅力だ。Googleマップでは開店約4ヶ月で約400件の口コミ数、4.7という高評価を獲得している。



新生活の疲れを癒したいサウナーはもちろん、相撲ファンにとっても魅力的な「サウナ横綱」。元力士による熱波イベントを体験できる4月は、特に訪れる価値がある。相撲の世界観に包まれながら極上の”ととのい”を体験してみてはいかがだろうか。
サウナ横綱
住所:〒350-0042 埼玉県川越市中原町1-2-6 カシーラ彩食館1階
アクセス:西武新宿線 本川越駅より徒歩1分
営業時間:10:00~24:00 ※変動する場合あり
定休日:なし
URL:https://x.com/Sauna_Yokozuna