令和の虎・トモハッピー氏が熱狂的「サウナの虎」になったワケ。経営者はなぜサウナにハマるのか?

by furosauna

経営者がサウナにハマる理由とは?

ーー昨今では、経営者の間でサウナ人気が高まっています。トモハッピーさんもサウナにハマった経営者のお一人として、理由は何だと思いますか?

大きく分けて3つあると思っています。まずは、「情報整理の時間が持てる」ということ。経営者って、常に決断を求められるじゃないですか。僕の場合、経営のこともあるし、YouTubeのこともあるし、令和の虎のこともある。膨大な情報に触れたり、人間関係などで頭がぐちゃぐちゃになりがちなんですよね。でも、サウナに入ると余計な思考が削ぎ落とされて、頭が整理されるんです。水風呂と外気浴を繰り返すことで最も大事なことだけが頭の中に残って、冷静な判断ができるようになります。

僕自身も、経営者としていろんな判断をする中で、サウナに入るとアイデアが整理される感覚を持つようになりました。頭がすっきりすることで、新しいビジネスの構想がどんどん湧いてくるんです。

ーーまさに頭の中を整理するという意味で「ととのう」のかもしれませんね。

2つ目は「人脈を深めるのに最適」ということもあります。サウナって、ゴルフや会食よりも自然に親交を深めやすいんです。会食はアルコールが入るし、ゴルフは人の組み合わせが限られる上に時間もかかります。でも、サウナなら大人数でも比較的短時間で一緒に楽しめるし、名刺を交換する前に“裸の付き合い”ができる(笑)。経営者同士で一緒にサウナに行くと、不思議と信頼関係が深まるんですよね。

「令和の虎」でもご一緒させていただいている経営者の大石社長は、筋金入りの超サウナーなのですが、50人規模のサウナイベントをやっていますね。滝ダイブ付きのアウトドアサウナイベントで、裸の付き合いを通じて一気に親睦も深まります。ビジネスの話もどんどん進むかもしれません。ゴルフだと4人1組ですが、サウナなら10人以上の人と一気に交流できるのも大きいですね。

ーー確かに初対面で裸の付き合いをするってサウナならではですよね。「一緒にお風呂入りましょう!」はちょっと抵抗あるかもしれませんけど、「一緒にサウナ行こうぜ!」はなぜか抵抗なくできる感覚はあります。

3つめは「健康管理に直結する」ということ。経営者って、ついつい不健康な生活になりがちなんですよ。サウナにハマる前はデスクワークとカードゲームで肩こりがひどくて整体に毎週通っていたんですが、サウナに通い始めてからは肩こりが完全になくなりました。

それに、サウナ後はよく眠れるので睡眠の質も上がりましたし、お酒の量も自然と減りましたね。サウナとお酒って実は相性が悪くないですか?飲むとサウナに入れないし、サウナの後に飲むと酔いが回りすぎる。だから、意識的に“1日1杯ルール”を作るようになりました。結果的にめちゃくちゃ健康的になりましたね

サウナの話をするのはサウナーなら誰もが楽しいひととき。思わず顔もほころぶ

交流ツールとしての魅力も高い

ーーサウナで交流を深められるとありましたが、サウナではどういったお話をされることが多いですか?

黙浴の場所を除きですが、サ室内では何気ない話が多いですよ。ビジネスの話はもちろんしますが、趣味の話だったり家族のことだったり。ビジネス以外の話が自然に裸でできてしまうのもサウナの魅力ですね。プライベートサウナも好きですが、ワイワイ話しながら入れる系の施設も大好きです。

あと僕はカードショップ、つまりB2Cのビジネスをしてるので、一般的な金銭感覚や一般的な知識、流行に対する感覚がズレすぎないようにって事は大事にしています。そういう意味では、サウナって色んな人が来るので色んな話が聞こえてくるのはおもしろいです。お風呂とかととのいスペースとかで、そういった幅広い情報に触れられることは結構良いところですね。

ーー最近はプライベートサウナも増えましたよね。ラグジュアリーなところも多く、サウナの利用方法についての可能性が深まった場所の一つとも言えます。

そうですね。そういう場所は経営者の方が使うことも想定していると思うので、より親和性は高いんでしょうね。普通のサウナに比べたらちょっと高額な値段設定ですが、ゴルフとかキャバクラと比較したらめちゃめちゃ安いですよね(笑)。経営者の交流ツールってお金のかかるものが多いですが、サウナって比較的安くすみます。ラグジュラリー層も楽しめるサウナも増えてますが、節度を持った趣味のお金で親睦が深められますよね。

交流を深める場としてのサウナ利用は、これからの新しいスタンダードとなりうるかも?

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