
2024年12月23日から2025年1月18日までの期間、静岡県浜松市にある「東急リゾートタウン浜名湖」において、路線バスを改造した移動型サウナバス「サバス」の運行が開始される。このプロジェクトは、浜名湖の自然資源を活用した持続可能な観光体験を提供しながら、訪れる人々にユニークなサウナ体験を届けるものだ。非日常的な空間で「ととのう」喜びを味わえる、この冬の注目イベントだ。
「サバス」の魅力的な特徴
「サバス」は、バスのサロン席をモチーフにしたサウナ室を備え、外観からは想像できない特別な空間を提供する。室内には降車ボタンを押すとロウリュが楽しめる仕掛けや、吊り革を使った温度計が設置され、路線バスのデザインを活かした遊び心溢れる演出が施されている。
サウナバス内の薪ストーブには、浜名湖に流れ着いた流木を乾燥させた薪が一部使用されている。本来廃棄される予定だった流木を活用することで、地域の環境資源を再利用する持続可能な取り組みを実現した。
バスの外には湖を臨む「ととのいスペース」が設けられ、外気浴を楽しみながらリラックスできる環境が整っている。浜名湖の穏やかな景観を眺めつつ、心身ともにリフレッシュすることができるだろう。




運行スケジュールと料金プラン
運行期間:2024年12月23日~2025年1月18日
運行スケジュール:1日6回運行(1回90分)
①11:00~12:30 ②12:00~13:30 ③13:00~14:30
④14:00~15:30 ⑤15:00~16:30 ⑥16:00~17:30
「お得なととのいプラン」
料金:3,000円(税込)/1名
内容:サウナバス90分利用、東急リゾートタウン浜名湖内のアクティビティ(テニス、フットサル、ピックルボール)1時間無料。
「サウナバス+ブッフェプラン」
料金:36,342円~(2名1室1泊)
内容:サウナバス体験90分、1泊2日(2食付き)宿泊プラン、和洋ブッフェの夕食・朝食

持続可能な観光を目指す「サバス」
「サバス」は、東急リゾーツ&ステイ株式会社が進める「体感型サステナブルリゾート」の一環として企画された。この取り組みでは、地域資源の有効活用と環境保護を重視し、訪れる人々に自然と共生する意識を体感してもらうことを目指している。
薪燃料として流木を活用するだけでなく、アクティビティや宿泊施設との連携を通じて、地域の経済と文化に貢献する持続可能な観光モデルを実現している。


「サバス」は、移動型サウナという新しいコンセプトを通じて、自然との調和を体感できる特別な体験を提供する。非日常的な空間で「ととのい」を味わいながら、持続可能な観光の一環として地域の魅力を感じてみてはいかがだろうか。この冬、浜名湖のほとりで至福のサウナ時間を楽しんでほしい。
東急リゾートタウン浜名湖:静岡県浜松市三ヶ日町大崎372