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今年もこの日がやってきた!革新的なサウナ施設を表彰する「SAUNACHELIN 2023(サウナシュラン2023)」が11月11日に発表

by furosauna

サウナー専門ブランドを運営するTTNE株式会社は、2023年11月11日の「ととのえの日」に、革新的な今行くべき全国のサウナ11 施設を「SAUNACHELIN2023 」、サウナ啓蒙活動に貢献した11名(団体・企業)「Saunner of the Year 2023 」を同時発表した。

「SAUNACHELIN(サウナシュラン)」は、既存の枠に捉われず、新しい試みにより新たなサウナの価値を導き出した革新的なサウナ施設を、「今行くべき全国のサウナ施設」として毎年11月11日に発表・表彰している。

今回1位に選出されたのは、2018年に1位、2019年に4位、今年4年ぶり3度目の受賞で殿堂入りを果たした「ウェルビー栄(愛知県)」 。サウナの聖地として長年親しまれてきた同施設は、今年大幅リニューアル。リクライニングチェア等が置かれていた3階が、女性専用エリア「Forest House 」と男女共用の大型サウナ「Sauna Theater NAGOYA 」に生まれ変わり、サウナ界に衝撃を与えた。


DIY型サウナが頭角を現してきた「SAUNACHELIN 2023 」


近年のサウナブームの流れもあり全国には1万以上のサウナ施設が存在する。そんな中、本格的なサウナ施設だけではなくオーナーのサウナ愛がこもったDIY型のサウナも多数誕生。

今年のランキングの特徴として、DIY型サウナ施設「亜熱帯サウナ(沖縄県)」「パブリックハウス アンド サウナ 久米屋(岡山県)」がランクイン。DIY 型サウナが「SAUNACHELIN」にランクインするのは6年目にして初。

亜熱帯サウナ
パブリックハウス アンド サウナ 久米屋

また、全国でも珍しい自然湧水の霊泉として江戸末期に開湯し夏季のみ営業を行い、九州を代表する夏の避暑地として利用をされていた「寒の地獄旅館(大分県)」では、日本が世界に誇る冷泉にサウナを新設し日本のサウナカルチャーを世界に発信するような施設も誕生した。

寒の地獄温泉

また、「SAUNACHELIN 2023」の特別賞は、北海道ボールパークFビレッジに誕生した、世界初の野球観戦ができる天然温泉&サウナ施設「tower eleven onsen & sauna 」が受賞。北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」が一望できる、観戦×温泉&サウナを組み合わせた「汗戦浴」という新たなスタイルが評価され受賞となった。


「SAUNACHELIN 2023」受賞施設一覧(ランキング順)


  1. ウェルビー栄(愛知県/名古屋)
  2. サウナ東京(東京都/赤坂)
  3. The Sauna(長野県/上水内郡)
  4. スパメッツァ仙台 竜泉寺の湯(宮城県/仙台)
  5. 登別グランドホテル(北海道/登別)
  6. 渋谷SAUNAS(東京都/渋谷)
  7. BOTANICAL POOL CLUB(千葉県/鋸南)
  8. 亜熱帯サウナ(沖縄県/本部)
  9. 寒の地獄旅館(大分県/九重)
  10. ぬかとゆげ(京都府/京丹後)
  11. パブリックハウス アンド サウナ 久米屋(岡山県/美作)

特別賞: tower eleven onsen & sauna(エスコンフィールドHOKKAIDO内)
殿堂入り:ウェルビー栄、The Sauna ※3度目の入賞で殿堂入り


「SAUNACHELIN 2023」 TOP3


ウェルビー栄(愛知県/ 名古屋)※殿堂入り

名古屋という大都市に中に、本場フィンランドのサウナ文化を丁寧にインストールし、フィンランドの環境を見事に再現しているサウナの最高峰。男性専用のイメージだったウェルビーだが、今回のリニューアルは流石の一言。女性が心地よく楽しめる工夫が随所に光り、ウィスキング専用サウナ「Whisking House」も設置。世界を意識してつくられた「Sauna Theater」からは、いきなりアウフグースの世界チャンピオンを生み出してしまった。サウナ業界を牽引してきたウェルビーの真骨頂、ここにあり。

ウェルビー栄
サウナ東京(東京都/ 赤坂)

照明・サウンド・ロウリュを自動制御、6個の特殊スピーカーとウーハーをインストールし、アウフグースショーに対応したメインサウナ「蒸気乱舞」は迫力満点。派手さだけではなく、AIによる自動制御で換気する「CO2 濃度自動検知換気システム」を導入し、心地よさも追求しているところが素晴らしい。また、江戸時代に流行した「戸棚風呂」やカラカラ系の遠赤外線・高温サウナ「昭和遠赤」など、日本サウナ文化に触れられる点も面白い。水風呂のバリエーションや内気浴スペースの快適性もGOOD。

オープン前に、キャラクター「ととのん」を主人公としたアニメをYouTube を先行で配信したPR戦略も素晴らしい。その名の通り、東京を代表するサウナ施設と言えるだろう。

サウナ東京
The Sauna(長野県/ 上水内郡)※ 殿堂入り

野田クラクションべべー氏の情熱と遊び心が詰まったサウナビレッジ。

薪ストーブで温まる5 棟のサウナ小屋に加え、1棟貸しプライベート薪サウナ付きトレーラーハウス「Earthboat」もオープンし、LAMP 野尻湖周辺は、フィンランドのSaunakyläSaunakylä(サウナキュラ)を彷彿とさせるような見事な世界観を放っている。

地球との一体感を味わえる自然環境はもちろん、古材をうまく取り入れたサウナ小屋の独特な美しさや細部に込められた遊び心、そして、そこで働く人たちのサウナ愛と、ゲストを目一杯楽しませようとするおもてなし精神が実に素晴らしい。日本を代表するアウトドアサウナと言えば、間違いなくここだろう。

The Sauna

Saunner of the Year 2023


「Saunner of the Year(サウナーオブザイヤー)」とは:サウナで汗をかくだけに留まらず、「プロサウナー」としてサウナのために汗をかき、サウナ啓蒙活動に貢献した11名(団体・企業)を表彰。

今年の「Saunner of the Year 2023」は、芸能界きってのサウナ好きでありサウナ婚でも話題となった「高橋茂雄さん(サバンナ)」が2年連続受賞。また、これまでのように人物や企業などだけではなく、サウナ好きの国会議員たちによって立ち上げられた「超党派サウナ振興議員連盟」もノミネートされ、サウナ文化が国会にまで影響を及ぼしていることが見受けられる。


「Saunner of the Year 2023」 受賞者一覧(五十音順・敬称略)


・加藤容崇(医師)
・株式会社ジンズ(企業)
・サウナコレクション(メディア)
・サウナ語辞典(書籍)
・高橋茂雄(お笑い芸人)
・清水みさと(女優・タレント)
・タナカカツキ(マンガ家)
・超党派サウナ振興議員連盟(団体)
・ドラマ『湯遊ワンダーランド』(ドラマ)
・Makuake(クラウドファンディング)
・WAT(Yuma&Mayuka)(アウフグース)

高橋茂雄
清水みさと
サウナ語辞典
株式会社ジンズ

SAUNACHELIN 2023(サウナシュラン2023)

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