北野天満宮から徒歩5分、上七軒エリアにある閑静な住宅街に、築100年以上の京町家をリノベーションしたプライベートサウナ「sayoka」が、5月25日にグランドオープンする。
sayokaは、京都市の個別指定京町家を再生したサウナ施設。京都の街並みや生活文化の象徴である京町家。次代へ残すべき素晴らしいものである一方、近年は保全・維持が出来ないという理由で空き家になるケースが散見される。
京都にて1925年（大正十四年）に創業し現在までに3万件を超える実績を持つ建築のプロフェッショナルである「山下組」が、「空き家となっている京町家を次代へ繋ぐために再生できないか？」と一念発起し、立ち上げたプロジェクトがsayokaだ。
sayokaのコンセプトは「サウナで最高の余暇を」。コロナ禍を経て、時間の大切さや誰と過ごすかについての意識が高まっている今だからこそ、sayokaでは贅沢な時間を過ごし、心身をリフレッシュすることを余暇の過ごし方と考えているという。
一棟貸し切りのプライベート空間にて贅沢な時間を過ごし、人と人を繋げるハブとしての場がsayokaになることを目指す。
施設のこだわり
贅沢な「寝サウナ」
会話を存分に楽めるよう、寝っ転がれるオリジナルサウナを施工。ロウリュは「ほうじ茶ロウリュ」。施設周辺の茶舗にて焙煎した、ほうじ茶を楽しむことができる。
唯一無二の外気浴スペース
京銘竹の老舗である「横山竹材店」へ施工を依頼した唯一無二の「やたら編み」外気浴スペース。1本1本を職人が丁寧に施工し作り上げられている。
京都のストーリーを繋ぐアイテム
利用者と京都をつなぐハブとなるべく、京都企業にて製作されたインテリアや備品を数多く採用。サウナだけでなく、京都の伝統工芸品に触れることができる。
sayoka
京都市上京区溝前町８３
