世界遺産・熊野古道の1棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」に、薪サウナ「SAUNA.RETREAT」が2023年1月28日(土)に新設される。無人運営となり、薪割りや火入れなど利用者自身で一からサウナを作り上げる施設となっている。「熊野古道をトレッキングした後にサウナと水風呂でととのう」という、新たな巡礼文化の創出を目指すという。
SAUNA.RETREATとは
SAUNA.RETREATは、すでに温められているサウナ室に入るのではなく、薪割りや火入れなど、利用者自身で一から作り上げられるサウナ。1組限定の貸し切りとなるSEN.RETREAT TAKAHARAでは、他の利用者がいないため自由に楽しむことができる。
サウナのすぐ横に水風呂も用意され、「サウナ、水風呂」のサイクルを何度でも堪能できる。巨大な風呂桶は地元の桶屋「桶濱」が製作し、オリジナルのサウナドリンクは地元住民と共同で開発したものだ。
サウナ内には照明をほとんど入れず、ほの暗い空間でストーブの火を見つめることで、禅や瞑想のように「無になる瞬間」が生み出される。家族や仲間と一緒にいながらも、自分自身と対話する時間を持てば、日々のストレスがリセットされ、本来の自分を取り戻すことができるだろう。
クラウドファンディング実施中!
■実施日時:2023年1月28日まで
■目標金額:200万円
■資金の用途:「SEN.RETREAT TAKAHARA」にサウナをつくるための材料・人件費
■実施媒体:Readyfor https://readyfor.jp/projects/kumanokodo_sauna
熊野古道に点在する宿「SEN.RETREAT」について
「SEN.RETREAT」は、大自然の中でストレスをリセットする「リトリート体験」ができる無人運営宿のブランド。ブランドコンセプトは「RETREAT 歩いて、遊んで、夢中で休んで」。リラクゼーションに満たされ、明日の自分を好きになってもらえる体験が提供される。熊野古道の主要な参詣道「中辺路」沿いに泊まり歩ける宿を計4カ所作る計画で、第1弾として、標高300mの山間にある集落・和歌山県田辺市中辺路町高原で、空き家をリノベーションした一棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」を2021年10月、開業した。
SEN.RETREAT TAKAHARA
和歌山県田辺市中辺路町高原1966