
温泉旅館の「ととのう」は、もう大浴場だけの話ではなくなりつつある。
静岡県熱海市の温泉旅館「熱海風雅」が、客室そのものにプライベートサウナを組み込んだ新タイプの部屋を2026年8月14日にオープンする。周囲を気にせず、自分たちのペースで入れる”個室サウナ”という選択肢が、熱海の宿泊シーンにひとつ加わることになる。
客室にサウナが来た、という発想
今回新設されるのは「プライベートサウナ付ツイン」「シアタールーム付トリプル」の2タイプに、既存の「和洋室ツイン」の増室を加えた計3タイプ・全6室。
なかでも編集部が注目したいのはプライベートサウナ付ツインだ。客室内にサウナを備えることで、混雑や時間帯を気にせず、自分たちの好きなタイミングで”ととのう”時間を確保できる。
8月7日に和洋室ツインとシアタールーム付トリプルが先行し、1週間遅れの8月14日にプライベートサウナ付ツインが2室限定でオープンする流れだ。



なぜ「客室サウナ」が特別なのか
サウナ付き宿泊施設自体は近年珍しくないが、その多くは「サウナ施設に泊まる」形態、つまりサウナ棟や共用サウナが主体で、宿泊はその付帯というケースが目立つ。熱海風雅のアプローチはその逆で、あくまで温泉旅館としての客室のなかにサウナを組み込んでいる点が異なる。
館内には既存の大浴場や女性専用の岩盤浴もあり、温泉とプライベートサウナを行き来する”二重のととのい導線”が組めるのが、他の客室サウナ物件との違いといえるだろう。


同時デビューのシアタールーム付トリプル
サウナ以外では、プロジェクター完備のシアタールーム付トリプルも同日オープン。3名利用に対応し、グループ旅行や友人同士の滞在にも向く構成だ。今回の増室で、熱海風雅の客室数は40室から46室へと拡大する。

「熱海風雅」はどんなサウナーにお勧めか
大浴場では人目が気になってしまう人や、カップル・少人数で”自分たちだけの間”を確保したい人に向いている。
共用サウナに慣れた上級者よりも、温泉とサウナを両方じっくり楽しみたい層、あるいは初めて客室サウナを試してみたい入門層との相性が良さそうだ。



コマシ
客室でサウナ、大浴場で温泉。ひとつの宿でこの二枚看板を両方回せるのは、地味に贅沢だ。人目を気にせず好きな時間に汗をかけるという点で、カップル旅や記念日利用との相性は良さそう。共用サウナのソーシャルな熱気も好きだけど、たまにはこういう”閉じたととのい”も悪くない。
熱海風雅
住所:静岡県熱海市梅園町16-8
新客室:プライベートサウナ付ツイン(8/14オープン・2室)、シアタールーム付トリプル(8/7オープン・2室)、和洋室ツイン増室(8/7オープン・2室)
記念プラン:一律25%OFF、20,625円〜(2名1室時の1名料金)
部屋数:40室→46室(8/14以降)
公式サイト:https://www.atami-fuga.com/