
白馬に、薪の匂いがするサウナ小屋ができた
長野県白馬村の一棟貸切宿泊施設「JOKIJOKI(ヨキヨキ)」に、フィンランド式のアウトドアサウナが新設された。運営する合同会社はらぺこ組(代表・浅井悠氏)は、2026年7月1日から本サウナを含む宿泊予約の受付を開始したと発表した。ゲストは滞在中、時間の制約なくサウナを利用できる。
白馬といえばスキーリゾートとしての知名度が高いが、近年は北欧スタイルの一棟貸し宿が増え、その延長でアウトドアサウナを併設する動きが目立つ。今回のJOKIJOKI Saunaも、その流れに位置づけられる開業だ。
主役は薪ストーブとセルフロウリュ
このサウナ最大の特徴は、フィンランドでシェアNo.1を誇るNarvi製の薪ストーブを採用している点にある。
国内の都市部サウナでは電気ストーブや遠赤外線式が主流であり、薪ストーブ自体が「本場らしさ」の象徴として扱われる傾向が強い。セルフロウリュにも対応しており、蒸気の量や熱の強さを自分でコントロールできる設計だ。
地元・糸魚川産の杉を内装に使い、香りと調湿性を兼ね備えた空間になっている点も見逃せない。

なぜ”視察12施設”が特別なのか
代表の浅井氏は自らフィンランドへ渡り、12施設のサウナを視察したうえで本施設を設計している。これは単なる「北欧風デザイン」の輸入ではなく、熱の循環・座面とストーブの位置関係・吸排気設計まで踏み込んだ再現を意味する。
国内の”フィンランド式”を名乗るサウナの中には、外観や薪ストーブの導入にとどまり、空気の設計まで踏み込むケースは多くない。「息苦しくないサウナ」という言葉が公式から出ている点は、初心者にも配慮した空気環境づくりへのこだわりの表れと読める。
水風呂には北アルプスの超軟水を使用しており、肌当たりの柔らかさも都市部の水道水由来の水風呂とは異なる体験になりそうだ。


「JOKIJOKI Sauna」はどんなサウナーにお勧めか
薪ストーブとセルフロウリュにこだわりたい”本場志向”のサウナーには特に刺さる施設だろう。一棟貸切のため、周囲を気にせず自分のペースでロウリュを楽しみたいソロサウナーや、静けさを重視する上級者にも向いている。
一方で、吸排気設計により息苦しさを軽減しているとの説明があり、アウトドアサウナ初挑戦の初心者にとってもハードルは低そうだ。

クラウドファンディングは7月31日まで
本サウナの建設費用は、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」でも募られていた。2026年5月22日に開始し、7月22日時点で目標金額100万円に対し達成率75%、支援者49名に達している。
募集は7月31日までで、宿泊クーポンとサウナ利用権のセットやオリジナルグッズなどのリターンが用意されている。



ジョー
薪ストーブのサウナって、結局「火加減が正義」なんですよ。セルフロウリュで自分の呼吸に合わせて蒸気を出せるのは、電気ストーブのオートロウリュにはない贅沢だと思う。本場に12施設も見に行った、という熱量も、正直この規模の宿泊施設としては珍しい部類。
薪の匂いと糸魚川杉、それに北アルプスの水。道具にこだわる派のソロサウナーには、たぶん一晩じゃ足りない。
JOKIJOKI Sauna
所在地:長野県北安曇郡白馬村
運営:合同会社はらぺこ組(代表:浅井悠)
予約受付開始:2026年7月1日
形態:宿泊ゲスト専用・一棟貸切型アウトドアサウナ
主要設備:Narvi製薪ストーブ(セルフロウリュ対応)、糸魚川杉内装、北アルプス超軟水水風呂
クラウドファンディング:https://camp-fire.jp/projects/905249/view
公式サイト:https://jokijoki-hakuba.com/