
北海道の空の玄関口に、オートロウリュサウナと天然温泉が揃うビジネスホテルが誕生
新千歳空港から車で約10分、JR千歳駅から徒歩約7分という立地に、「天然温泉 鶴舞の湯 ドーミーイン千歳」が2026年6月24日にプレオープンした。北海道内では13棟目の展開となる。
道内初導入。「睡眠ととのいルーム」が何者なのか
本施設で最も注目すべき点は、北海道初導入となる「睡眠ととのいルーム」(全5室)だ。ドーミーインがこれまで展開してきた客室の中でも睡眠に特化した特別カテゴリで、「ととのう」という概念をサウナ後の睡眠体験にまで拡張しようという試みと読める。
サウナブームが加速するなか、業界全体で「ととのい後の回復体験」をどう設計するかという議論が高まっている。単に「いいサウナがある」だけでなく、外気浴や休憩スペース、そして就寝環境までをトータルで設計する流れは、都市型の高級サウナ施設やサウナ特化型宿泊施設で先行してきた。
ドーミーインというビジネスホテルチェーンがこのコンセプトを北海道で初めて導入したことは、サウナ文化が宿泊業界のスタンダードにどこまで浸透しているかを示す一つの指標でもある。

「鶴の湯温泉」配湯の天然温泉と高温ドライサウナ
大浴場「鶴舞の湯」には、道内屈指の歴史を誇る「鶴の湯温泉」から配湯した天然温泉を使用。冷泉含硫黄ナトリウム炭酸水素塩泉という泉質で、内風呂(沸かし湯)と露天風呂(天然温泉)の両方を備える。
サウナは高温ドライサウナにオートロウリュを搭載。オートロウリュは自動でサウナストーンに水を注ぎ、定期的に蒸気を発生させる仕組みで、スタッフの手動ロウリュに頼らず一定のコンディションを保てるのが利点だ。水風呂との動線も含め、ビジネスホテルのサウナとして及第点以上の設計と見ていい。
なお貸切風呂の設置も確認されており、カップルやグループでの利用にも対応している。

千歳という立地が持つ独特の意味
千歳市はビジネス出張の拠点であると同時に、周辺にゴルフ場が集中するレジャー都市でもある。さらに早朝・深夜便を使う旅行者にとって、新千歳空港前後の宿泊拠点としての需要は一定規模で存在する。
「前泊でサウナに入って体を整えてから北海道旅をスタートする」「後泊でサウナと温泉で旅の疲れを流してから帰路につく」——そういった使い方が自然に成立するロケーションだ。首都圏の空港周辺にこの規模のサウナ環境を持つビジネスホテルは少なく、千歳ならではの強みになりうる。

「ドーミーイン千歳」はどんなサウナーにお勧めか
出張ついでにサウナを組み込みたいビジネスサウナーと、北海道旅行の前後泊を快適に過ごしたい旅サウナーに特に向く。
「睡眠ととのいルーム」は、深夜到着後に体をリセットしてから眠りたい人や、早朝便の前日に質の高い睡眠を確保したい人にとって選ぶ理由になる。
また、サウナ初心者にとっても、オートロウリュ搭載のドライサウナと天然温泉という組み合わせは、無理なくサウナ体験を積むのに適した環境だ。

コマシ
オートロウリュは「どんなときでも安定供給」という意味で、出張サウナーには地味に重要なポイント。それより気になるのは「睡眠ととのいルーム」の中身で。ワクワク感のある名称で、正直現地で確かめたい。深夜便派・早朝便派のサウナーには、今後の北海道旅の組み立て方が変わるかもしれない一棟だ。
天然温泉 鶴舞の湯 ドーミーイン千歳
プレオープン:2026年6月24日(水)
所在地:北海道千歳市幸町4丁目20番地1号
アクセス:JR千歳駅より徒歩約7分/新千歳空港から車で約10分
客室数:全198室(睡眠ととのいルーム5室含む)
サウナ:高温ドライサウナ(オートロウリュ)
温泉:天然温泉露天風呂(鶴の湯温泉・冷泉含硫黄ナトリウム炭酸水素塩泉)
その他設備:水風呂、貸切風呂、湯上がり処、マンガコーナー、DOMINISTA CLUB LOUNGE(有料)
朝食:約60品目の和洋バイキング(ジンギスカン・いくらとサーモンの海鮮手まりなど)
料金:ダブルルーム朝食付き11,000円〜(税込)
公式サイト:https://dormy-hotels.com/dormyinn/hotels/chitose/