
愛知初上陸。駅30秒のホテル最上階に「100℃サウナ×18℃水風呂」が誕生する
サウナ目的で豊川を訪れる人は、これまでほぼいなかったかもしれない。豊川稲荷への参拝客、東三河の製造拠点への出張客――そういった需要を静かに受け止めてきたこの街に、2026年11月15日、12階建て複合ビル「FRONTIS TOYOKAWA」内のサウナ付きホテル「たびのホテルlit豊川」が開業する。
「たびのホテル」ブランドとして愛知県初の出店であり、より上質なラインとして位置づけられる「lit(リット)」の新拠点だ。
なぜ今、豊川なのか
東三河地域は国内有数の製造業集積地だ。ホテル周辺の穂ノ原工業団地には、日本車輌製造豊川製作所、オーエスジー、新東工業、日本トレクスなど有力メーカーが集まる。国内外から技術者や関係者が訪れ、中長期の滞在需要は慢性的に高い。
それでいて、「疲れを取れる宿」という選択肢は十分ではなかった。このニーズの空白を埋める形で「たびのホテルlit豊川」が生まれる。
単なるビジネスホテルの増設ではなく、滞在の質そのものを底上げしようという意図が、施設設計の随所に読み取れる。

最上階12階「100℃サウナ×18℃水風呂」という本気度
最も注目すべきは最上階(12階)の浴場構成だ。人工温泉の大浴場に加え、男湯には室温100℃のサウナと18℃に設定された水風呂を備える。
100℃という設定温度は、一般的なホテルサウナと比較して明確に「攻めている」数字だ。ビジネスホテルに付帯するサウナが80〜90℃前後であることが多い中、100℃は本気のサウナーが物足りなさを感じない水準といえる。
水風呂の18℃も、「冷たすぎず、しっかり冷える」ととのい需要に応えるバランスの良い温度設定だ。
さらに同じ12階にロビーラウンジを設け、本宮山・豊川稲荷の杜・三河湾を一望できる外気浴に近い開放感も得られる。展望とサウナを同一フロアに集約したこの設計は、フロアを上がった瞬間から気持ちが切り替わる体験設計として機能している。

「ホテルで暮らす」という発想が、出張サウナーの滞在を変える
全112室はダブル・ツイン中心に、最大5名対応のスイートまで多様なタイプを用意する。
特筆すべきは客室設備の充実度だ。全室に電子レンジと2ドア冷蔵庫を標準装備し、一部客室には洗濯機・室内干しスペースも設ける。長期滞在者が実際に「足りない」と感じる設備を的確に押さえている。
ベッドはサータ社製を採用し、55インチのスマートTVと加湿機能付き空気清浄機も全室に入る。「ホテルで暮らす」というコンセプトは昨今珍しくないが、サウナ×長期滞在の掛け合わせは、出張ベースで通う人間にとって日常のリカバリーサイクルを成立させる。
仕事を終え、夕方には無料のビール・ハイボールサービス「ハッピー泡~」で一息つき、最上階で100℃のサウナに入る。 そういう1日のルーティンが実際に組める施設設計になっている。

「たびのホテルlit豊川」こんなサウナーに特にお勧め
東三河エリアへの出張が定期的にある人、特に連泊・中長期の滞在が多いビジネスパーソンに最も刺さる施設だ。
豊川稲荷への参拝を絡めた旅行者や、サウナ付きホテルを宿泊の絶対条件にしているソロ旅サウナーにとっても、駅30秒・最上階サウナというスペックは選択肢として有力になる。
「ホテルのサウナで妥協したくないが、旅先でわざわざサウナ専門施設を探す手間もかけたくない」という層に、現時点でかなりフィットする施設だといえる。


コマシ
100℃サウナと18℃水風呂というスペックを見た瞬間、「ビジネスホテルのサウナとしては強気な設定」と感じた。展望ラウンジが同フロアにあるのも、サウナ後の外気浴的な動線として地味に効いてくる設計だと思う。
東三河への出張がある人、とくに連泊が多い人には、正直かなり羨ましい選択肢が生まれた。
たびのホテルlit豊川
開業日:2026年11月15日(日)
所在地:東三河都市計画事業豊川駅東土地区画整理事業59街区2-1区画 (FRONTIS TOYOKAWA内)
アクセス:JR飯田線「豊川駅」徒歩約30秒、名鉄「豊川稲荷駅」徒歩約3分
客室数:112室(ダブル・ツイン・スイートほか)
サウナ:男湯に室温100℃サウナ・18℃水風呂
大浴場:12階・人工温泉
客室設備:電子レンジ・2ドア冷蔵庫・55インチスマートTV・加湿空気清浄機(全室)、洗濯機(一部客室) ・朝食:地元食材ブッフェスタイル
予約開始:2026年5月15日(金)12時〜
公式HP:https://toyokawa.tabino-hotel.jp/