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「スパ ラクーア」がナイト料金を2026年6月より開始。19時以降1,000円引き・サウナ飯も拡充

都市型サウナ施設における「価格の壁」は、意外と議論されてこなかった。

東京ドームシティに位置する「東京ドーム天然温泉 Spa LaQua(スパ ラクーア)」が2026年6月1日(月)より、19時以降の入館者を対象とした「ナイト料金」を通年で正式導入する。通常料金より一律1,000円引きという内容で、サウナ利用料が2,500円からになる。

仕事帰りのサウナが、ずっと「惜しい選択肢」だった

都内の主要スーパー銭湯・サウナ施設の入館料は、ここ数年で大きく上昇している。光熱費・人件費の高騰を背景に、3,000〜4,000円台が都心施設の標準帯になりつつある。スパ ラクーアも例外ではなく、通常料金は日によって3,500円以上になる。

平日の仕事終わり、19時や20時に「よしサウナへ」と思い立ったとき、この価格は決して安くない。しかも夜に入れば滞在時間も自然と短くなる。「元を取れる気がしない」という感覚は、都市型スーパー銭湯の夜間利用を心理的に遠ざける要因になっていた。

今回のナイト料金は、そこに直接的なアンサーを出している。2,500円〜という設定は、渋谷・新宿エリアの単機能サウナ施設(個室・ドライサウナ特化型)と競合する価格帯であり、ラクーアが持つ天然温泉・露天エリア・水風呂・外気浴ゾーンのフルスペックを考えると、コスト面での再評価が起きる水準だ。

ラクーア

なぜ今、ナイト料金なのか

今回の通年導入は「今春に実施したキャンペーンが好評だったことを受けて」とされている。つまり、施設側が実験として走らせ、需要を確認した上での正式採用だ。トライアルを経て定着させるというプロセスは、消費者の反応に根ざした意思決定であり、「とりあえずやってみた割引」ではない点が重要だ。

都市型温浴施設がナイトタイムの集客に本腰を入れる流れは、近年全国的に広がっている。夜間帯はピークタイムではないが、稼働率と体験満足度の両立を狙う施策として有効で、サウナーにとっても「空いている時間に質の高い体験ができる」メリットが大きい。

サウナ飯の幅が広がる。朝ごはんと夜食の同時開始

ナイト料金と合わせて注目したいのが、館内「CAFE CASA&Deli」(5F)でのフード拡充だ。金・土・祝前日限定ながら、夜食として牛すじ肉うどん・カレーライス・枝豆(ペペロンチーノ風味)などを提供。さらに翌朝6:30〜8:00には和朝食・洋朝食も用意される。

サウナ後の食事、いわゆる「サ飯」は、ととのい体験の締めくくりとして多くのサウナーが重視する要素だ。ラクーアはもともと飲食施設が充実した施設だが、今回の夜食・朝食の追加は「仕事帰りの夜間入館→サウナ→夜食→仮眠→朝食→出勤」という都市型の使い方を明確に意識した設計に見える。週末ならばそのまま朝まで過ごすルートも現実的だ。

ラクーア
和朝食(イメージ)
ラクーア
洋朝食(イメージ)
ラクーア
カレーライス(イメージ)
ラクーア
トルティーヤチップスディップソース付(イメージ)
ラクーア
枝豆(ペペロンチーノ風味付け)(イメージ)

「スパ ラクーア」のナイト料金は、どんなサウナーにお勧めか

平日夜にサウナを組み込みたい会社員サウナーには、今回の変更が最もダイレクトに刺さる。特に、「ひとり時間の質」を大切にするソロサウナー、仕事後の頭のリセットにサウナを使いたい人、天然温泉と外気浴の組み合わせを好む人に向いている。

一方、週末に朝まで過ごしてサ飯まで楽しみたいサウナー、あるいは東京ドームシティでの観戦・観光後に流れ込みたいエンタメ系サウナーにとっても、利用価値が上がったといえる。

女性サウナーにとっては、パウダールームに常設された「コスメティックバー」(エトヴォス・ミルクタッチ)の存在も見逃せない。手ぶら来館でフルメイクまで完結できる点は、仕事帰りのニーズと高い親和性があるだろう。

編集長

ラクーアといえば「たまに行く非日常」という位置づけの施設だったが、ナイト料金の導入でその文脈が少し変わる気がしている。2,500円なら「今日ちょっとサウナで頭冷やしたい」という衝動に、財布がついてくる。
夜食に牛すじうどんがあって、翌朝パンケーキで終われる施設を「日常使い」と呼んでいいなら、その言葉の定義がだいぶ更新された。特に、仕事帰りに何も考えずにととのいたい会社員サウナーには、素直にお勧めしたい。

東京ドーム天然温泉 Spa LaQua(スパ ラクーア)

住所:東京都文京区春日1-1-1 ラクーアビル5〜9F
ナイト料金:2,500円〜(19:00以降入館、通常料金より1,000円引き)
通常入館料:3,500円〜(18歳以上)/2,300円〜(6〜17歳)
深夜割増料金:2,500円(深夜1:00〜6:00在館)
営業時間:11:00〜翌9:00
朝食・夜食提供:金・土・祝前日のみ(夜食〜翌3:00、朝食6:30〜8:00)
コスメティックバー:女性パウダールーム内(エトヴォス・ミルクタッチ)
休館日:2026年10月5日(月)〜9日(金)
公式サイトhttps://www.laqua.jp/spa/

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