
アパグループは2026年11月6日、宮城県仙台市青葉区本町2丁目で「アパホテルステイ〈仙台広瀬通駅前〉」の起工式を執り行った。全318室の宿泊施設に、オートロウリュ付きのドライサウナと水風呂を備えた大浴殿を設ける計画で、開業は2028年夏を予定している。
ステイブランド初の新築は、サウナを看板に掲げる
「アパホテルステイ」は2024年に誕生したブランドだ。宿泊料金にサービスを含めるオールインクルーシブ、ご当地食材の朝食ビュッフェ、本格的なサウナ設備を3本柱とする。
これまでは〈富山〉(2024年2月22日)と〈小松グランド〉(2026年11月2日)の2棟がいずれも既存ホテルからのリブランドで、今回の仙台は3棟目にして初の新築になる。リブランドが先行してきたブランドにとって、ゼロから建てる初のホテルは、サウナ設備がどこまで本格化するかを占う試金石でもある。
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開業時にはイノベーションポイントを発表するとされており、サウナ関連の新要素が加わるかどうかも見どころだ。
オートロウリュ付きドライサウナと水風呂、休憩までがひと続き
大浴殿は内湯と露天風呂に加え、オートロウリュ付きのドライサウナと水風呂を完備する。湯上がり用のレストスペースにはリクライニングチェアとマッサージチェアが並び、無料のコミックコーナーも設けられる。
今回の発表では、サウナ室の温度や定員、水風呂の水温といった数値は明らかにされていない。詳細は今後の続報を待ちたい。とはいえ、サウナ、水風呂、休憩という「ととのう」ための3要素が、計画段階からそろって示された点は嬉しいポイントだ。
ホテルの大浴場にサウナが付くこと自体は珍しくなくなった。一方、オートロウリュはサウナ専門施設を中心に広まってきた設備である。それを宿泊施設の大浴殿に標準で組み込む姿勢は、サウナ人気に正面から応える動きと読める。
サウナ上がりの一杯と一皿まで、宿泊料に含まれる
ラウンジは宿泊者専用で、アルコールやソフトドリンク、軽食をセルフで提供する。ブランド共通のサービスとして、ウェルカムドリンク、スナック、アイス、アパ社長カレーも宿泊料金に含まれる。
サウナ後の水分補給と食事は、サウナーにとって欠かせない時間だ。その時間を館内で完結できる設計は、ホテルでサウナを楽しむ人にとって大きな利点になる。
客室には快眠を追求したオリジナルベッド「Cloud fit Grand」が入る。サウナでととのったあとの眠りまで、館内で完結する設計だ。館内にはフィットネスルームもあり、運動後にサウナへ向かう使い方もできる。
広瀬通駅徒歩1分、仙台駅徒歩6分の立地
計画地は広瀬通駅から徒歩1分、仙台駅から徒歩6分の距離にある。仙台七夕まつりのメインストリートであるクリスロード商店街や、東北最大の繁華街・国分町も至近だ。
起工式でアパマンション株式会社の元谷拓社長は、サウナ好きの宿泊客にも喜ばれるホテルにしたいと語った。設計はニッテイ建築設計、施工は熊谷組・亀谷建設特定建設工事共同企業体、デザイン監修は辻󠄀本デザイン事務所が担う。

「アパホテルステイ〈仙台広瀬通駅前〉」どんなサウナーにお勧めか
まず挙げたいのが、出張の多いビジネスサウナーだ。駅徒歩圏でサウナと水風呂、休憩スペースが館内に完結しており、移動の負担が少ない。サウナ初心者や、ホテルのついでにサウナを試したい人にもよい。
専門施設に比べて敷居が低く、ラウンジや朝食とあわせて、無理なくサウナ時間を組み込める。ソロで滞在を満喫したい人にも向く。

ジョー
出張先のホテルで、サウナ室の扉を開けたら水風呂がなかったときの切なさは、経験した人にしかわからない。その点、この計画は水風呂が最初から語られていて安心できる。あとは水温と水深が勝負どころで、オートロウリュの運用も含めて2028年夏を楽しみに待ちたい。出張のたびにホテルでととのいたいサウナーには、特にお勧めしたい。
アパホテルステイ〈仙台広瀬通駅前〉
所在地:宮城県仙台市青葉区本町2丁目2-2(地番)
開業日:2028年夏開業予定(2028年8月予定)
サウナ室数・熱源種類:ドライサウナ(オートロウリュ付き)
水風呂数・温度:水風呂あり
主な設備:内湯、露天風呂、オートロウリュ付きドライサウナ、水風呂、レストスペース、ラウンジ、フィットネスルーム
アクセス:広瀬通駅徒歩1分、仙台駅徒歩6分
URL:https://www.apahotel.com/