
埋もれていた旧保養所が、プロ野球球団の手で日帰り温浴施設として蘇る。埼玉県比企郡吉見町に2026年10月10日、「FRiENDSHiP SAITAMA YOSHIMI(フレンドシップさいたまよしみ)」がプレオープンする。男女で異なる熱源を持つサウナ室を備えており、スポーツ複合施設としてはやや珍しい構成だ。
運営するのは、埼玉県内で「おふろcafe」ブランドを展開する株式会社温泉道場と、独立リーグの野球球団・株式会社埼玉武蔵ヒートベアーズ。旧「フレンドシップハイツよしみ」をリノベーションし、スポーツと入浴を掛け合わせた複合施設として生まれ変わる。
この記事に関連するページ
男女で異なる熱源。ドライサウナとミストサウナの構成
男性風呂にはドライサウナが1室、女性風呂にはミストサウナが1室用意される。水風呂は男性側に1つ。男女で異なる熱源のサウナを配置する構成は、単一のサウナ室のみを備える中小規模の日帰り温浴施設と比べると、手をかけた部類に入るだろう。
季節のハーブを使ったハーブ水風呂・ハーブミストサウナも提供予定で、香りの演出にも力を入れている様子がうかがえる。

なぜ野球球団がサウナ付き施設を運営するのか
近年、廃校や旧保養所をリノベーションしてサウナ・温浴施設として再生する事例は各地で増えている。一方、プロ野球チームが自ら温浴施設の運営に乗り出すケースは、全国的に見てもまだ多くない。

埼玉武蔵ヒートベアーズは選手のセカンドキャリア支援や地域貢献活動に力を入れてきた球団であり、今回の施設もスポーツを通じた地域活性化という文脈の延長線上にあると捉えられる。
サウナと水風呂を「試合後のリカバリー」だけでなく「地域住民の日常利用」に開いた点は、一般的なアスリート向け施設とは一線を画す。


プレオープンは入浴と食事のみ。宿泊は2027年冬から
10月10日からのプレオープンでは、日帰り入浴とレストラン営業が中心となる。よしみの湯の営業時間は15時から23時まで(10月10日・11日・13日は11時から)。大人850円、小学生以下450円、3歳以下無料という価格設定は、スーパー銭湯と地域の銭湯の中間に位置する水準だ。
客室21室を備えたグランドオープンは2027年冬を予定しており、宿泊を伴う本格稼働はもう少し先になる。

「フレンドシップさいたまよしみ」はどんなサウナーにおすすめか
熱いサウナでガツガツ攻めたい上級者向けというより、フットサルや体育館での運動後に汗を流したいファミリー層・地域のスポーツ愛好者に向いた施設だ。
男女で異なる熱源を体験できる点は、サウナ初心者が「ドライ」と「ミスト」の違いを比較する入口としても使いやすい。
ソロで静かにサウナだけを楽しみたい層より、運動と入浴をセットで楽しみたい層に向く一軒と言えそうだ。



コマシ
ドライ派とミスト派、どっちも一つの建物に収まっているのはいいですね。運動して汗かいた後のサウナって最高にととのいやすいので、フットサル部・少年団のみなさんは合宿ついでに是非。
FRiENDSHiP SAITAMA YOSHIMI(フレンドシップさいたまよしみ)
| 所在地(エリア) | 埼玉県比企郡吉見町大字黒岩602 |
| 開業日/リニューアル日 | プレオープン:2026年10月10日(土)/グランドオープン:2027年冬予定 |
| 営業時間 | 15:00〜23:00(10月10日・11日・13日は11:00〜23:00、最終受付22:30) |
| 定休日 | 土・日・祝・祝前日のみ営業 |
| 料金(税込) | 大人850円、小学生以下450円、3歳以下無料 |
| サウナ室数・熱源種類 | 男性:ドライサウナ1室/女性:ミストサウナ1室 |
| 水風呂数・温度 | 男性風呂に1つ(温度記載なし) |
| 収容人数 | 客室21室(和室・洋室含む)、合宿(団体)ルーム1室 |
| 主な設備 | ハーブ水風呂・ハーブミストサウナ(季節限定提供) |
| アクセス | 埼玉県比企郡吉見町大字黒岩602 |
| 運営会社 | 株式会社温泉道場・株式会社埼玉武蔵ヒートベアーズ(ONDOホールディングス傘下) |
| 公式URL | https://pre.friendship-yoshimi.com/ |