
石川県加賀市の片山津温泉で、「大江戸温泉物語 ながやま」が2026年8月1日、リニューアルオープンした。
館内には露天風呂やサウナを備えた「至福の湯めぐり・リトリート」エリアがあり、卓球やダーツ、カラオケなど計10の無料アクティビティと並ぶ形で、サウナも滞在中は追加料金なしで利用できる構成になっている。
リニューアルの骨子は「遊び放題」の一括提供
今回の目玉は、スポーツパークやキッズパーク、フリードリンク&スナックカフェ、ゲームセンター、コミックライブラリーなど新設・既存を含む10のコンテンツを、宿泊料金内で何度でも利用可能にしたことだ。
あわせて、宿泊予約なしで使える「ながやま 日帰りエンタメ満喫プラン」も8月1日から販売を開始。入浴とディナーバイキング、10の無料アクティビティ(プール除く)がセットになっており、料金は平日大人5,100円、土日祝6,100円、繁忙日8,800円(税込・入湯税別)となっている。






サウナは「湯めぐりエリア」の一角
「大江戸温泉物語 ながやま」では、全面ガラス張りの大浴場、露天風呂、サウナ、そして柴山潟に面した足湯が一体のエリアがある。男女ともに90℃前後のサウナで、しっかりとととのうことができる。
庭園にある足湯は、大浴場に向かう前に温泉を楽しめるスポット。気軽に片山津温泉を味わえる。浸かっているのは足だけなのに体全体が温められて、疲労を足元から取ることができるだろう。


なぜこの仕組みが特別か。「遊び放題」という設計思想
注目したいのは、スペックの強さではなく仕組みの設計だ。
カラオケやゲームセンター、スポーツパークといった通常なら都度課金になりがちなコンテンツを、サウナや温泉入浴と同列に「宿泊料金内で遊び放題」としてパッケージ化した点は、単発の温泉施設リニューアルというより、滞在全体の体験価値を再設計した動きと言える。
さらに宿泊予約なしで参加できる日帰りプランを同時に用意したことで、「サウナだけ短時間利用したい」という需要にも間口を開いている。
近年、全国の温泉旅館やスーパー銭湯では、サウナ・水風呂・外気浴を主役に据えて熱源の多様性や温度設計を前面に打ち出す「サウナ専門特化型」のリニューアルが目立つ一方、こうした複合エンタメリゾート型は、サウナを含む館内体験を丸ごとオールインクルーシブ化する方向に舵を切っている点で対照的だ。どちらが優れているという話ではなく、サウナとの向き合い方の選択肢が増えている、という業界文脈として捉えるのが正確だろう。

「大江戸温泉物語 ながやま」はどんなサウナーにお勧めか
「家族や友人との旅行のついでに、無理なくととのいたい」というライトサウナー、あるいは初めてサウナに触れる同行者がいるグループには相性が良さそうだ。
日帰りプランがあることで、宿泊せずにサウナ込みの湯めぐりだけを試したいソロサウナーの選択肢としても機能する。



ジョー
遊び放題という設計の中に無理なくサウナが組み込まれている点は素直に良いと思う。ガチ勢よりも、旅行のついでに整いたい人、子連れで気軽に一湯浴びたい人に向いている施設だ。行くならスペック目当てではなく、体験全体のゆるさを楽しみに行くのがちょうどいい。
大江戸温泉物語 ながやま
所在地:石川県加賀市片山津町ム16
開業日/リニューアル日:2026年8月1日(土)
営業時間:入浴 15:00〜24:00(最終受付22:00)/食事(バイキング) 17:00〜21:30/無料アクティビティ 14:00〜24:00(日帰りプラン)
料金(税込):大人:平日5,100円/土日祝6,100円/繁忙日8,800円(入湯税別)
主な設備:大浴場(全面ガラス張り)、露天風呂、サウナ、足湯
アクセス:北陸自動車道 片山津ICより車で約10分/北陸新幹線 加賀温泉駅より車で約10分
運営会社:GENSEN HOLDINGS株式会社
公式URL:https://www.ooedoonsen.jp/nagayama/