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白馬村・北欧スタイルの一棟貸し宿「JOKIJOKI」、薪サウナを2026年7月オープン

北アルプスと北欧が交差する場所で、薪ストーブに石を積む

長野県白馬村で北欧スタイルの一棟貸し宿泊施設を運営する「JOKIJOKI(ヨキヨキ)」が、本場フィンランド式のアウトドアサウナ建設に向けてクラウドファンディングを開始した。 目標金額は100万円。2026年6月中旬にプレオープン、7月の本格稼働を目指す。

このニュースを単なる「地方の宿がサウナをつくる話」と読み流してはいけない。

代表がフィンランドへ渡り、12施設を見てきた

プロジェクトの核にあるのは、施設代表の浅井氏自らがヘルシンキ・タンペレ・ロヴァニエミへ飛び、1週間で12のサウナ施設を視察したという事実だ。国内のフィンランドサウナを標榜する施設が増えているなかで、実際に本場へ足を運んで構造・設計・体験の作法を体で学んでから建てる、というプロセスは珍しい。メニュー表に「フィンランド式」と書くだけのサウナと、現地の熱量を知っている人間が建てるサウナとでは、細部の精度が変わる。

その証拠に、ストーブはフィンランド国内シェアNo.1のNarvi製薪ストーブを選定。 座面・天井・ストーブの位置関係まで熱の動線を設計し、「足元から温まる空間」を意図的につくりこんでいる。

JOKIJOKI

白馬でやることの、偶然ではない理由

白馬は国際的なスノーリゾートであり、夏は登山・ウォーターアクティビティの拠点でもある。

そこへ訪れるのは、自然の中で時間を消費する遊び方を知っている客層だ。フィンランドのサウナ文化も根っこは同じで、厳しい自然環境のなかで「どう身体を整えるか」という知恵として発展してきた。8,000kmの距離を隔てながら、両者の思想は驚くほど重なる。

JOKIJOKIというフィンランド語の施設名(「川」を意味する)が2023年の開業から存在していたことを考えると、このサウナは思いつきではなく、開業当初からの到達点だったとも読める。

JOKIJOKI

水と空気と眺望が、このサウナの「ロウリュ以外」をつくる

サウナ室のスペックだけを語るのは半分しか見えていない。冷却に使うのは北アルプスの雪解け水で、超軟水のため肌あたりがやわらかいとされる。

外気浴のポジションから見えるのは白馬連峰と五竜岳。吸排気を設計した室内は「息苦しくないサウナ」を謳い、初心者でも快適に過ごせる空気環境を意識している。

一棟貸し施設に付設する形のため、外気浴の動線や音環境が公共施設とは根本的に異なる。他の宿泊客を気にせず、自分たちだけのペースで熱波→水→外気のサイクルを回せるのは、プライベートサウナならではの体験だ。

「JOKIJOKI」はどんなサウナーに向いているか

サウナ単体ではなく「旅としてのサウナ体験」を求める人に特に合う施設だ。

宿泊はクイーンベッド・セミダブル2台・シングル布団3台まで対応しており、友人グループや家族でのサウナ合宿にも使いやすい。

一方で、フィンランドサウナの設計や熱の作り方に興味がある上級者にとっても、Narvi製薪ストーブとセルフロウリュの組み合わせは試す価値がある選択肢だ。混浴や公共施設が苦手なサウナー、あるいは静かな環境でサウナに集中したいソロ利用者にとっても、一棟貸しの構造は機能する。

編集部
コマシ

Narvi製ストーブのロウリュを知っている人間なら、この設計の「本気度」が伝わると思う。薪で作る熱はガスや電気と質感がちがう——それを知ったうえで選んでいるところに、視察1週間の重みがある。
北欧の山岳リゾートと白馬の地形的な共通点を感じる人、あるいは「サウナのために旅行する」派に特に刺さる施設になりそうだ。

JOKIJOKI Sauna(ヨキヨキ サウナ)

所在地:長野県北安曇郡白馬村北城2801-1(白馬駅から徒歩8分)
プレオープン:2026年6月中旬予定
本格オープン:2026年7月予定
形態:一棟貸し宿泊施設「JOKIJOKI」付設のプライベートサウナ
ストーブ:フィンランドNarvi製薪ストーブ(セルフロウリュ対応)
水風呂:北アルプスの雪解け水(超軟水)
クラウドファンディング:CAMPFIRE(目標100万円、2026年7月31日まで)
プロジェクトページhttps://camp-fire.jp/projects/905249/
施設公式https://jokijoki-hakuba.com/

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