
静岡県小山町の富士スピードウェイ周辺で展開される「富士モータースポーツフォレスト」プロジェクトにおいて、トヨタ不動産株式会社と富士モータースポーツフォレスト株式会社が、レストラン・温泉施設・ホテルで構成する複合商業施設「おおみかテラス(仮称)」の建設に着手したことを2025年5月28日に発表した。
この新施設の注目は、富士山を真正面に臨む絶好のロケーションに設置される天然温泉とサウナ施設。富士の眺めと一体化する温泉施設では、目の前に広がる富士山を背景に、サウナが利用者の心と体を癒すという、まさに絶景サウナ体験を提供する。
サウナファン注目の新スポット
「おおみかテラス(仮称)」は、「食・癒・泊」をコンセプトとした複合施設として計画されており、中でも「癒」の部分を担うサウナ・温泉施設は、富士山の絶景を楽しみながらのサウナ体験という、他では味わえない特別な時間を提供する予定である。
富士山を真正面に臨む立地という最高のロケーションを活かし、サウナから富士山を眺めるという贅沢な体験は、サウナファンのみならず多くの人々にとって特別な癒しの時間となることが期待される。

多彩な施設が集結する大型プロジェクト
サウナ・温泉施設以外にも、和・洋・中の多彩な料理を提供する8店舗のレストランが出店予定で、地元静岡の新鮮な食材を活かした料理を楽しめる。また、多様な客室を備えるホテルでは、一部の客室で愛犬と一緒に宿泊できる部屋も設ける予定で、ドッグフレンドリーな環境も整備される。
施設内には富士山の麓から連なる緑豊かな森と開放的な広場空間、地下水が流れるせせらぎを整備し、春には桜並木が訪れる人たちの目を楽しませる環境を創出する。



アクセス抜群の立地
2027年度には新東名高速道路が全線開通する予定であるが、本施設は新東名高速道路・(仮称)小山パーキングエリアスマートインターチェンジを降りてすぐの立地となる。これにより施設へのアクセスが飛躍的に向上し、首都圏からの利便性が大きく高まることで、サウナ目的での訪問もより便利になる。
開業は段階的に行われる予定で、2026年春に一部のレストランが先行オープンし、サウナ・温泉施設を含むホテル・温泉施設は2027年春に全面開業の予定だ。


富士モータースポーツフォレストの発展
この「おおみかテラス(仮称)」は、「富士モータースポーツフォレスト」プロジェクト発表以降、最大規模の新規施設開発となる。同プロジェクトは国際サーキット「富士スピードウェイ」を中心とした再開発計画で、2022年には「富士スピードウェイホテル」と「富士モータースポーツミュージアム」、2023年には「ルーキーレーシングガレージ」「ウェルカムセンター」「シェイドレーシングFUJIファクトリー」、2024年には「RECAMP富士スピードウェイ」が開業しており、エリア全体が「モビリティ体験の聖地」を目指して着実に発展を続けている。
富士山を望む絶景サウナという新たな魅力が加わることで、同エリアの集客力はさらに向上することが期待される。







おおみかテラス(仮称)
所在地:静岡県駿東郡小山町大御神