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サウナ付き貸別荘「COCO VILLA」代表・ 安藤義人氏に聞く!サウナと貸別荘の掛け算で仕事や人生が変わるってマジ?

[PR]ココザス株式会社

by furosauna

「朝イチでサウナ3セットやって、“ガッ”と集中してから仕事始めます」
「多いときは1日17セット。もう中毒ですね」

こう話すのは、1日6〜7回サウナに入り、月の半分を大自然の中で過ごしている経営者、ココザス株式会社 代表取締役CEOの安藤義人氏。彼が手がけるのは、プライベートサウナ付き貸別荘ブランド「COCO VILLA(ココヴィラ)」。ととのいを突き詰めた結果、いつの間にか「人生を変える宿」になっていたという。

家族やカップルだけではなく、ビジネスパーソンにも向けられた“ととのい施設”って、一体どういうことなのか? ワーケーション、マインドフルネス、生産性向上…。聞けば聞くほど奥が深かった「サウナ×貸別荘」の世界、今回はその秘密を深掘りする。

サウナって、結局「癒し」止まりじゃない?――そう思ってるあなたにこそ、読んでほしい内容だ。

「サウナ=汗かく場所」だと思ってた自分が、3年前に出会ってしまった“無”の体験

──安藤さん、本日はよろしくお願いします!いきなりですが、そもそもなんでサウナ付きの貸別荘という超ニッチなジャンルの事業を?

もともと私、生粋のサウナーってわけじゃなかったんですよ。むしろ、よくある“銭湯の横にあるサウナ”にはほとんど入ったことなかったくらいで。

ただ、3年ほど前ですね。友人に誘われて、初めて「自然に囲まれた貸別荘+サウナ」という組み合わせを体験したんです。

サウナ入って水風呂に入って、それで自然の中で外気浴をした瞬間、もう衝撃。なんていうか、「これはただの汗かき場じゃない…」って、脳が理解したというか。自分の内側のノイズが一気にスッと消えて、“無”になれる感覚に完全にハマったんですよ。

──“無になる”…それ、いわゆる「ととのう」ってやつですか?

そうですね。「ととのう」って言葉だけが一人歩きしてますけど、あれって実際は言語化がとても難しい感覚ですよね。どこが気持ちいいのか、なぜスッキリするのか、自分でも説明できない。でも、確かに“何かがととのってる”んです。

私、普段はずっと仕事してるんですよ。寝てる間もYouTube流して睡眠学習するくらい、四六時中スマホを触ってるタイプなんです。多分スマホのスクリーンタイム、日本トップ3に入るレベル。

そんな自分が、スマホを置いて、ただボーッとできる場所なんて他にないわけですよ。だから私にとってのサウナは、「デジタル社会から自分を取り戻すツール」だったんです。

自然の中でととのって、仕事の集中力が跳ね上がる。“別荘ワーケーション”の実力とは

──その感覚が忘れられなくて、COCO VILLAを始めた?

まさにそれです。しかも、ただのサウナ付き貸別荘じゃなくて、「自然×1日1組×プライベート空間」という、“無になるための設計”にこだわったのがCOCO VILLAなんです。

都市生活って、無意識に常に誰かの視線やノイズにさらされていて、それだけで脳が疲れてるんですよ。COCO VILLAは、そういうノイズを全部オフにする場所。1人でも、大切な人とでも、“誰にも邪魔されない時間”を提供するのがコンセプトです。

──具体的に、安藤さんはワーケーションでどんな風に過ごしてるんですか?

月の半分くらいは都内を離れて、COCO VILLAを含めた地方の拠点で仕事してます。典型的な1日の流れでいうと、朝7時に起きて、サウナに入るところからスタート。最初の3セットで脳を覚醒させて、体も頭も“仕事モード”に入れていく。

それで、朝ごはんを軽く食べてから、PCを開いて本格的に仕事。集中が切れてきたら、また1〜2セットサクッと入ってリフレッシュ。夜も会議が終わったらまた入って、寝る前にもととのえて1日を終える…という感じですね。

──え、1日に何回くらい入ってるんですか…?

平均で6〜7回、多いときは10回超えることもあります。最高記録は17セット。これは“サウナ合宿”って呼んでる集まりのときなんですけど、経営者仲間と一緒に、釧路の川沿いの貸別荘で2日間まるまるサウナだけを楽しんだときですね。

薪ストーブで100度まで温めたサウナに入って、すぐ外に出て、水温10度以下の川にドボン!これ、脳からありとあらゆる物質が出るぐらい気持ちいい。

それで、また入りたくなる。気づいたら「もう1回、もう1回」ってエンドレス。気づけば1日で17セットいってた…って感じですね。

サウナ合宿で川の水風呂を楽しむ

──その合宿中も、ひたすらサウナだけですか?

いや、とにかく色々な方と話してます。むしろサウナに入るのが目的というよりは、“深い話をする場”としてサウナを使ってる感じですね。

たとえば、普段なかなか時間を取れない先輩経営者とでも、サウナなら何時間も話せるんですよ。しかも、お酒が入ってないから話がめちゃくちゃクリア。 脳が冴えてる状態で、ビジネスアイディアの壁打ちとか組織課題の相談とか、本当に濃い話ができる。

会社の会議室で「議題なしのミーティング」なんてあまり許されないじゃないですか?でもサウナだと、それが許される。会話の流れで自然に始まるし、しかもけっこう深いところまでいける。これ、とても効率いいんですよ。

──めちゃくちゃ理にかなってますね。それってもう“サウナ=仕事”じゃないですか?

いや、本当にそうなんですよ。昔の自分は「60分、90分も何もしないなんて無理」と思ってました。でも、やってみたらわかる。“ととのいの時間”こそ、未来のアウトプットを生むための投資時間だったんだなって。

これ、日本人にとても多いと思うんですけど、「休むこと=悪」って刷り込まれがちですよね。何もしないと不安になる。でも、“何もしない時間”にしか見えない景色があるんです。

だから、全ビジネスパーソンに言いたい。「何も考えずに一回、サウナ行きましょう」と。

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