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たたらの歴史を体感できる古民家宿「RITA 雲南吉田」がサウナ付き客室を完備して5月23日オープン

by furosauna

島根県雲南市に、たたら製鉄の歴史が息づく新たな宿泊施設が誕生する。株式会社つぎと出雲が運営する古民家ホテル「RITA 雲南吉田」が2025年5月23日にグランドオープンする。この施設は、かつて日本のものづくりを支えたたたら経営者・田部家の長屋を改修したもので、2棟5室の客室を有している。

歴史的空間でサウナ体験ができる特別な宿

「RITA 雲南吉田」の特徴的な点は、5室中2室にサウナが完備されていることである。「江戸彼岸」と「こうほね」という名前が付けられた客室には、それぞれサウナ設備が整えられており、たたら製鉄の歴史を感じながら、心身をリラックスさせることができる。

特に「こうほね」の客室には「ととのいスペース」も設けられており、サウナ後の休息を楽しむことができる。歴史的な空間でのサウナ体験は、ここならではの特別な時間を提供するだろう。

「森とたたらの記憶をたどる」をコンセプトに

施設のコンセプトは「森とたたらの記憶をたどる」。豊かな自然と深い歴史を感じながら、過去と現在を繋ぐ特別な体験を提供する。かつてたたら製鉄で栄えたこの地の記憶を紐解き、木々と鉄、そして人々の営みが息づく空間で、心安らぐひとときを過ごすことができる。

サウナ付き客室では、たたら製鉄を支えた森の恵みを感じながら、身体を温め、リフレッシュすることができる。歴史と現代の癒しが融合した空間で、贅沢な時間を過ごすことができるのだ。

たたらの世界に浸る体験プログラム

「RITA 雲南吉田」では、ミニたたらキットで鉄を作り、その鉄からアクセサリーを作る体験や、普段立ち入ることのできないたたら経営者の「田部家本家」の庭園見学プランなど、ここでしかできない体験プログラムも提供する。

また、宿泊者には田部竹下酒造の「理八」や奥出雲前綿屋の「ままたまごぷりん」などのウェルカムギフトも用意されている。

たたらの歴史が息づく空間で、サウナを楽しみながら特別な滞在を体験してみてはいかがだろうか。「RITA 雲南吉田」は、日本のものづくりの歴史と現代の癒しが融合した、新しい形の宿泊施設として注目を集めている。


RITA 雲南吉田 

所在地:〒690-2801 島根県雲南市吉田町吉田2547-1
アクセス:松江自動車道 雲南吉田IC/道の駅たたらば壱番地より約5分
電話番号:0854-62-3111(9:00~18:00)
施設構成:2棟5室(各室にトイレ・バスルームあり)
 ①長屋「江戸彼岸」:139平米、大人6名定員(サウナ付)
 ②長屋「こうほね」:132平米、大人6名定員(サウナ付)
 ③長屋「どうだんつつじ」:137平米、大人4名定員(キッチン付)
 ④長屋「めおと梅」:122平米、大人6名定員(キッチン付)
 ⑤はなれ「桂庵」:90平米、大人5名定員(キッチン付)
料金:
 素泊まり:一人あたり29,700円~(2名1室利用時)
 朝食付き:一人あたり33,550円~(2名1室利用時)
 2食付き:一人あたり48,070円~(2名1室利用時)

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