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エストニア夏至祭2025、埼玉のCOMORIVERで6月1日より開催!本格サウナで異国文化を体験

by furosauna

埼玉県ときがわ町のアウトドアリゾート「COMORIVER(コモリバ)」にて、2025年6月1日から6月30日までの1カ月間、「エストニア夏至祭2025」が開催される。今年で5回目を迎えるこの国際文化交流イベントは、エストニア大使館・エストニア政府観光局の協力のもと実施される。

エストニア製サウナがつなぐ文化交流

コモリバには、エストニア製のアウトドアサウナ「イグルーサウナ」が2台設置されている。この縁から、日本とエストニア両国の文化交流・理解を促進する取り組みとして本イベントが企画された。

エストニアは北欧・バルト諸国の一つで、IT先進国として知られているが、実はサウナ大国でもある。特にエストニア・ヴォル地方のスモークサウナは2014年にUNESCO無形文化遺産に登録されている。冬が長いエストニアの人々にとって、夏至祭(ヤーニパエヴ)は特別な意味を持つ。この日、エストニアの人々はほとんど眠らず、焚き火と夕暮れの輝きの中で時を過ごす習慣がある。

サウナ体験をより本格的に楽しめる特別企画

今年の夏至祭では、エストニア文化を深く味わえる様々なコンテンツが用意される。特にサウナ愛好家に注目してほしいのが「エストニアサウナ満喫オプション」だ。期間限定で、ロウリュ用特製アロマ、セルフウィスキング用ヴィヒタ、エストニア製ピート泥パックなど、エストニアサウナを本格的に体験できるオプションが提供される。

エストニアではサウナの前後もコミュニケーションの大切な時間とされている。そこで「焚き火オプション」も用意され、日帰りサウナ利用者も焚き火体験を楽しめる。また、サウナ後の食事として「コッコ・マッカラ」も販売される。「コッコ」は焚き火、「マッカラ」はソーセージを意味し、枝に刺したソーセージを焚き火で焼いて食べる伝統的なスタイルでサウナ後の時間を満喫できる。

夏至の伝統「巨大焚き火」をときがわ町の木材で再現

エストニアの夏至祭といえば「巨大焚き火」が欠かせない。コモリバでは毎週土曜日、この伝統行事を再現する。ときがわ町は面積の7割が森林という自然豊かな地域である。地元の林業家の協力により、地域の針葉樹を使用した本格的な巨大焚き火が楽しめる。

エストニア文化が溢れる空間でラウンジも楽しめる

イベント期間中、本館ラウンジではエストニア音楽が流れ、関連書籍も設置されるなど、異国情緒あふれる空間を提供する。売店ではエストニアの首都タリンのブルワリーPÕHJALA(プヤラ)のクラフトビールや、元大相撲大関の把瑠都さんがPRするGRAND POTATO CHIPS、18世紀から生産が続くシードルJAANIHANSOなど、珍しいエストニアの食品や雑貨が販売される。

特筆すべきは、ときがわ町民とエストニア国籍の方を対象に、期間中のラウンジ利用が無料になるサービスだ。これにより地元住民がエストニア文化に触れる機会と、在日エストニア人がときがわ町の魅力を発見する機会を提供する。

コモリバは、美しい都幾川の清流沿いに位置する全12室のアウトドアリゾートで、「しぜんたいのひととき」をコンセプトに様々なアクティビティを提供している。運営する株式会社温泉道場は、「おふろから文化を発信する/地域を沸かす」を企業理念に掲げ、地域活性化や新たな価値創造に取り組んでいる企業だ。

本格的なサウナ体験と異国文化の交流を楽しめる貴重な機会となるだろう。


エストニア夏至祭2025 

期間:2025年6月1日~6月30日
場所:COMORIVER(コモリバ)埼玉県比企郡ときがわ町本郷 930-1
協力:エストニア大使館・エストニア政府観光局
ラウンジ利用可能時間:10時〜18時(フリードリンク付き)

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