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冬の風物詩「あしがくぼの氷柱」と連動した武甲温泉の特別イベントが1月9日より開催

by furosauna

埼玉県横瀬町に位置する「秩父湯元 武甲温泉」は、2025年1月9日から2月24日にかけて、地元の冬の名物である「あしがくぼの氷柱」を応援する特別イベント「氷柱水風呂」と「氷柱写真展」を開催する。この取り組みは、地元観光資源との連携による地域活性化を目指し、訪れる人々に特別な体験を提供するものだ。

カラフルな氷柱が彩る「氷柱水風呂」、過去の絶景を振り返る「氷柱写真展」

「氷柱水風呂」は、あしがくぼの氷柱をイメージしたカラフルな氷を時間限定で男性専用の水風呂に投入するユニークな試みだ。このイベントは、開催期間中の土日、午後6時に実施される。キンキンに冷えた水風呂の中にカラフルな氷が投入される様子は、視覚的にも楽しめる内容となっており、冬ならではの新しい温浴体験を提供する。

また、同施設では「あしがくぼの氷柱」の歴史や魅力を紹介する「氷柱写真展」も開催される。男女共用の水風呂エリアに展示された過去の氷柱の写真は、その壮大さと美しさを伝えるとともに、訪問者に現地の観光への関心を喚起する役割を果たしている。この写真展は、イベント期間中毎日開催される。

「あしがくぼの氷柱」の入場チケットを提示すると、武甲温泉の入館料が割引となる特典も提供。中学生以上は100円引き、小学生以下は50円引きというこの特典は、地域観光の相互促進を目的としており、訪問者がより多くの施設を楽しめる仕組みとなっている。

「あしがくぼの氷柱」の魅力

秩父三大氷柱の一つに数えられる「あしがくぼの氷柱」は、横瀬町芦ヶ久保で毎年冬に開催される大規模な氷の展示イベントだ。山の傾斜を利用して作られた高さ30メートル、幅200メートルにおよぶ氷柱群は圧巻の一言だ。週末の夜間にはライトアップも行われ、幻想的な空間が広がる。カラフルにライトアップされた氷柱は、まるで自然の中の宝石箱のように輝く。アクセスも便利で、芦ヶ久保駅から徒歩10分という立地が多くの観光客を引き寄せている。

「秩父湯元 武甲温泉」の概要

武甲温泉は、秩父のシンボルである武甲山の麓、横瀬川沿いに位置する温浴施設である。緑豊かな露天風呂、炭酸泉、ジェットバス、サウナなど多彩な設備を備え、観光客にリラックスした時間を提供している。さらに、宿泊施設やキャンプ場も併設されており、秩父や長瀞エリアを観光する際の拠点として利用可能だ。

西武鉄道横瀬駅から徒歩約10分というアクセスの良さに加え、「おふろcafe」を運営する株式会社温泉道場による高品質なサービスが特徴だ。同社は「おふろから文化を発信する/地域を沸かす」という理念のもと、温浴施設を通じて地域活性化に貢献している。

武甲温泉と地域の未来

「あしがくぼの氷柱」と連携した特別イベントは、地元資源を活用した地域観光の新たな可能性を示している。特に、カラフルな氷柱水風呂や写真展は、訪問者にユニークな体験を提供し、地域の魅力を発信する大きな役割を果たしている。武甲温泉の取り組みは、温浴施設が観光の一部として地域活性化にどう寄与できるかを示す好例だ。

地域の魅力を最大限に活用し、観光とリラクゼーションを融合させたこのような取り組みが、今後さらに広がることが期待される。「秩父湯元 武甲温泉」は、観光地としても温浴施設としても、一度訪れる価値のある場所である。


秩父湯元 武甲温泉:埼玉県秩父郡横瀬町横瀬4628−3

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