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京都の銭湯で体験する和楽器コンサート「絃 湯響 九条湯」が12月16日開催!奏者には伝統音楽の魅力を広く伝えるFU-RAN氏

by furosauna

2024年12月16日、京都市南区の歴史ある銭湯「九条湯」で、新しい形の和楽器コンサート「絃 湯響 九条湯(Gen Soundbath Kujo-yu)」が実施される。このイベントは、日本の伝統音楽と銭湯の癒しを組み合わせたユニークな体験を提供し、訪日外国人観光客や地域住民に向けて日本文化の新たな魅力を発信する。

和楽器と銭湯が織りなす特別なひととき

「絃 湯響 九条湯」は、箏や三味線などの和楽器を中心に、さまざまな楽器がコラボレーションする音楽イベントだ。コンサート会場となる九条湯は、昭和初期に建築された趣のある銭湯で、2008年に廃業。その後、レンタルスペースとして2018年にリニューアルオープンした場所だ。その歴史的な空間が和楽器の音色をさらに引き立てる。

初回の公演では、箏と大正琴のコラボレーションが披露される予定で、12月30日には箏と尺八の演奏が行われる。どちらも日本の伝統音楽を代表する楽器の音色を堪能できる。

九条湯コンサート会場

演奏者とプログラム

初回公演の演奏者には、邦楽アンサンブルで活躍するFU-RAN氏が登場。箏曲部で培った経験と音楽大学での邦楽専攻を経て、幅広い演奏活動を展開している。彼女の演奏は、訪日観光客だけでなく、日本人観客にも邦楽の魅力を再発見させるだろう。

また、コンサートは日本語と英語の両方で進行され、外国人観光客にとっても分かりやすい内容となっている。

九条湯で地唄三味線を演奏しているFU-RAN氏
A席でコンサートを鑑賞している観客イメージ

「絃」の取り組みと九条湯の役割

今回のイベントを主催する「絃」は、京都を拠点に和楽器を活用したエンターテインメントを提供する団体だ。「絃 湯響 九条湯」は、これまでに成功を収めた第一拠点「絃 故郷 西院」に続く第二拠点として、さらに多様な文化体験を提供する。

九条湯は、単なる入浴施設ではなく、地域のコミュニティスペースとしても活用されている。今回のコンサートでは、銭湯の癒しと和楽器の音楽が融合することで、訪れる人々に心地よい時間を提供する。

FU-RAN氏(左)と絃代表 東将平氏(右)

銭湯で広がる新しい文化体験

「絃 湯響 九条湯」は、日本の伝統文化を新しい形で体験できる画期的なイベントだ。和楽器と銭湯という一見異なる要素を組み合わせることで、地域の魅力を再発見する機会を提供している。この冬、京都を訪れる際は、ぜひ九条湯で特別な音楽体験を楽しんでほしい。


チケット情報と予約方法

開催場所:九条湯(京都府京都市南区東九条中御霊町65)
開催日時:2024年12月16日(月)より、毎週月曜日 19:00~20:00(予定)
席数:32席(要予約)
料金:詳細は公式サイトを参照
アクセス:京都市営地下鉄九条駅から徒歩5分

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