三重県伊勢市の「伊勢かぐらばリゾート 千の杜」が、2024年12月1日に大浴場「かぐらばの湯」をリニューアルオープンした。自然豊かな伊勢志摩国立公園内に位置する同施設は、畳敷きの内風呂や露天風呂、そして新たに設置されたサウナが注目を集めている。観光や日常の疲れを癒すための最適な場所として、サウナファンにも高い評価を受けそうだ。
サウナと水風呂が生む「ととのう」空間
「かぐらばの湯」では、男女大浴場内にサウナと水風呂が新設され、訪れる人々に極上のリラクゼーションを提供している。サウナは高温で身体を温め、新陳代謝を促進するだけでなく、心身のリフレッシュにも効果的だ。一方、隣接する水風呂はアルカリ性単純泉の源泉を使用し、サウナでほてった身体を優しく冷やすことで、心地よい「ととのい」体験が得られる。
畳敷きの内風呂で和の癒しを堪能
「かぐらばの湯」のもう一つの魅力は、日本の伝統文化を取り入れた「畳風呂」だ。内風呂の洗い場に畳を敷き詰めた設計は、足元が滑りにくく、安全性が高い。サウナで汗を流した後、畳の温もりを感じながらリラックスできる空間は他に類を見ない。
露天風呂と信楽焼の壺湯で特別なひと時を
外湯エリアには、桧の露天風呂と信楽焼の壺湯を設置。桧の香り漂う露天風呂では、四季折々の自然を楽しみながら温泉に浸かれる。また、個別に利用可能な壺湯は、プライベートな空間でサウナ後の静かなリラックスタイムを提供する。
さらに、露天エリアにはラウンジチェアも用意され、外気浴をしながら「ととのい」を深めることができる。サウナ後の外気浴は血流促進や自律神経の調整に効果があるとされ、多くのサウナファンに支持されている。
日帰り利用も可能!アクセスしやすい癒しの空間
「かぐらばの湯」は宿泊客だけでなく、日帰り入浴も可能だ。利用時間は15:00から20:00までで、大人2,200円、小学生以下1,100円とリーズナブルな価格設定となっている。伊勢神宮や伊勢志摩の観光帰りに立ち寄るのにも最適なロケーションだ。
サウナーにおすすめの温泉旅館
「千の杜」は、広大な敷地内に「斎王の宮」や「月夜見の座」など複数の宿泊施設を併設しており、さまざまなスタイルの滞在が可能だ。さらに、宴会場やカラオケルーム、フィットネスジムといった施設も充実しており、サウナと温泉を中心とした癒しのひと時をさらに豊かにしてくれる。
「千の杜」のリニューアルオープンは、サウナを楽しむ人々にとって新たな魅力的な選択肢となるだろう。伝統的な畳風呂や自然に囲まれた露天風呂、そしてサウナと水風呂の組み合わせは、心身のリフレッシュに最適だ。
観光地・伊勢志摩を訪れる際は、ぜひ「千の杜」に足を運び、特別な癒しの時間を体験してみてはいかがだろうか。
伊勢かぐらばリゾート 千の杜:三重県伊勢市佐八町 池の上1165−1