2024年12月1日から2025年1月31日まで、京王電鉄が「京王線湯(せんとう)スタンプラリー」を初開催する。銭湯巡りとスタンプラリーを組み合わせたユニークな企画で、京王線沿線の31カ所の銭湯を対象に実施される。スタンプを集めることで、限定オリジナルグッズや景品が手に入るチャンスがあり、銭湯ファンや地域住民にとって冬の新たな楽しみとなる。
銭湯文化と地域活性化を目指した初のコラボ企画
本イベントは、近年の銭湯巡りブームに着目し、京王電鉄と東京都公衆浴場業生活衛生同業組合が連携して実現したもの。地域資源である銭湯の魅力を発信し、京王線沿線の活性化を図ることが目的である。
京王線・井の頭線の全駅とスタンプラリー対象銭湯で配布されるスタンプシートを手に、駅や銭湯に設置されたスタンプを集める形式。特に、銭湯という日本の伝統的な文化を若い世代にも楽しんでもらう機会を提供することが期待されている。
参加者は、スタンプシートを手に、指定の場所(京王線・井の頭線の指定4駅、対象銭湯31カ所のうち8軒)でスタンプを集める。スタンプを集めることで、様々な景品を獲得できる。
さらに、銭湯のスタンプを2つ以上集めると、指定店舗で「イヨシコーラ」がプレゼントされるという特典もある(限定420本、無くなり次第終了)。
魅力的なコラボデザイン
景品やスタンプシートのデザインは、人気デザイナー田渕周平氏が手掛ける。田渕氏は、線画を基調としたシンプルかつユーモラスなイラストで知られ、今回のスタンプラリーでも銭湯の魅力を独特のタッチで表現している。
また、スタンプのデザインには東京都公衆浴場業生活衛生同業組合公認の銭湯ハンコ作家・十四三(としぞー)氏が制作したオリジナルデザインが使用されており、銭湯ごとに異なるスタンプを楽しめるのもポイントだ。
動画で楽しむ「銭湯巡り」
京王電鉄の社員とデザイナー田渕氏が銭湯を巡る動画も、イベント開始に合わせてYouTubeで公開される。スタンプラリーの対象銭湯を訪ねる様子が収められたこの動画は、参加者のモチベーションを高めるだけでなく、銭湯の魅力を広く発信するツールとしても活用されている。
「京王線銭湯スタンプラリー」は、銭湯文化を楽しみながら、地域を巡る新しい形のイベントである。銭湯の温かさとスタンプラリーの楽しさを通じて、冬の寒さを忘れるひとときを体験してみてはいかがだろうか。
イベントの詳細情報
期間:2024年12月1日(日)~2025年1月31日(金)
スタンプシート配布場所:京王線・井の頭線の全駅、およびスタンプラリー対象銭湯(計30,000部)
景品引き換え場所:キーホルダー:つつじヶ丘駅事務室、タオルてぬぐい:高幡不動駅事務室
特典:スタンプ2つ以上で「イヨシコーラ」をプレゼント(一部銭湯にて引換可能)。