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北海道・定山渓温泉「鹿の湯」でサウナと交代浴の極上体験!新しい「ととのい」方法が登場

by furosauna

2024年11月1日、北海道札幌市の定山渓温泉「鹿の湯」は、温泉とサウナを活用した特別な「交代浴プログラム」を正式に開始した。サウナファンを含む多くの宿泊者に人気の「鹿の湯」は、6つの異なる温度の温泉と2種類の水風呂、そして「鹿の蒸」と呼ばれるオートロウリュサウナを備え、独自の「ととのい」体験を提供する。

「鹿の湯式 交代浴」で体感する「しあがり」とは?

「鹿の湯式 交代浴」では、サウナで心地よく温まり、冷たい水風呂でクールダウンする一連の流れを通じて、究極のリラクゼーションが得られる。通常の「ととのい」に加えて、鹿の湯では交代浴により「しあがり」と称されるさらなる心地よさを目指している。

鹿の湯のサウナ「鹿の蒸」では、サウナストーブの名器・ikiによるオートロウリュ機能があり、毎30秒で蒸気が自動で放出されるため、適度な湿度と高温が体をじっくり温める。サウナ後は、14~16℃の「癒し水」や7~9℃の「痺れ水」といった冷水に体を沈め、外気浴で休むことで自律神経が整い、深いリラックス感が得られる。

温冷・温温・冷冷、3つの交代浴スタイル

「鹿の湯式 交代浴」では、異なる温度の湯と水風呂を用いた「温冷交代浴」「温温交代浴」「冷冷交代浴」の3つの交代浴が推奨されており、訪れる人の体調や好みに応じて選べるようになっている。

●熱の湯3分 ⇔ 癒し水1分 [温冷交代浴]
鹿の湯式温冷交代浴の王道。熱めのお湯が交感神経を刺激し、体をしっかり温めた状態で水風呂に体を動かす。これを繰り返すことで、自律神経をととのえ『しあがる』感覚が得られる。

●鹿の蒸10分 ⇒ 痺れ水1分 ⇒ 外気浴10分 [温冷交代浴]
サウナ交代浴の王道。体の芯までサウナでしっかり温まり、汗を流してシングル水風呂ヘドボン。体の表面がしまり深部は温かい状況で行う外気浴で、心地よい『ととのい』の世界へ。

●傷の湯5分 ⇔ 仏の湯5分 [温温交代浴]
外気に包まれた中温泉と内湯の低温泉。長時間の入浴を楽しみたい方に最適の入浴法。鹿の湯の効能を最も感じる事ができる、究極の温温交代浴ともいえる。

●痺れ水30秒 ⇒ 癒し水1分 [冷冷交代浴]
サウナの後に痺れ水へ入水。30秒ほど体をしめてから癒し水へ体を動かす。水風呂が温かく感じ、独特の浮遊感と多幸感に包まれる。水風呂を極めし者のみ挑戦可。

このように、独自の「鹿の湯式 交代浴」を楽しむことで、普段のサウナ入浴に新たな「ととのい」体験が加わる。

「鹿の蒸」と名付けられたオートロウリュサウナ

「鹿の湯」内には、サウナ愛好者からも高い評価を得ている「鹿の蒸」が設置されている。このサウナは90~100℃に設定され、オートロウリュによって湿度が一定に保たれるため、体への負担が少なく快適に楽しめるのが特徴だ。ロウリュは30秒ごとに自動で行われるため、セルフロウリュの煩わしさもなく、安定した蒸気と熱が心地よい発汗を促す。

「鹿の蒸」には段式と円式の2種類のサウナがあり、それぞれ異なる空間設計がされている。段式では高温が楽しめ、円式はリラックスしやすいレイアウトになっている。どちらも「ととのい」を深めるサウナ体験として、初めて訪れる人でもその魅力を味わえるだろう。

「鹿の湯」の誇りと伝統

定山渓の名湯「鹿の湯」は1897年の開業以来、地域に根ざし、古くからの湯治場として愛されてきた。その名の由来は、野生の鹿がこの湯で傷を癒していたという伝説にちなんでいる。自然の恵みを生かし、交代浴やサウナを通じて多くの人々に健康とリラクゼーションを提供している。

また、「鹿の湯」では湯温や水温の調整が職人技で行われており、季節や外気温によって最適な温度が保たれるよう工夫されている。こうした湯守の技術により、訪れるたびに異なる温泉体験ができる点も「鹿の湯」の魅力だ。

定山渓温泉「鹿の湯」の新しい交代浴プログラムは、サウナ愛好者にとっても新しい「ととのい」体験を提供する。オートロウリュの「鹿の蒸」でしっかり温まり、冷水で体を引き締める一連の交代浴は、心身のリフレッシュに最適だ。

アクセスも良好で、日帰り入浴も可能なため、観光の合間に「鹿の湯式 交代浴」を試してみてはいかがだろうか。

定山渓温泉 鹿の湯
北海道札幌市南区定山渓温泉西3丁目32番地

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