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加賀市で初のリトアニア式サウナ体験イベントが吉田屋山王閣で9月26日開催!サウナ特区の新たな一歩

by furosauna

石川県加賀市は、2024年7月に「加賀市サウナ特区宣言」を行い、サウナ文化を推進する自治体として注目を集めている。この宣言を受け、加賀市では2024年9月26日(木)にリトアニア式サウナ「ピルティス」を体験できるイベントが開催されることが発表された。このイベントは、加賀市とリトアニア大使館の共同開催で、リトアニアの伝統的なサウナ文化を日本で体験できる貴重な機会となっている​。

リトアニア式サウナ「ピルティス」の特徴

リトアニア式サウナ「ピルティス」は、北欧のサウナ文化に深く根ざした伝統的な入浴法であり、約4000年前から存在するとされている。その特徴は、サウナ室内の温度が50~70℃と比較的低めで、湿度が40~60%と高いことだ。これにより、体に優しい温浴効果を得られるだけでなく、長時間リラックスして過ごせるのが魅力である。

さらに、ピルティスでは「ウィスク」と呼ばれる樹木の枝葉を使ったトリートメントが行われる。このウィスクは、蒸気を含んで柔らかく、肌に優しく叩くことで血行促進や美肌効果が期待できる。また、蜂蜜や塩、天然のエッセンシャルオイルなども使用され、自然の恵みを体全体で感じることができる点もリトアニア式サウナの魅力だ。

「加賀市サウナ特区宣言」とリトアニアとの交流

加賀市は、リトアニアのビルシュトナス市と友好都市協定を結び、このつながりがリトアニア式サウナイベント開催のきっかけとなった。2024年7月の「サウナ特区宣言」を皮切りに、加賀市はサウナを通じて地域活性化を図っている。このイベントはその一環として、リトアニアとの文化交流をさらに深めるものとなっている。

リトアニアサウナ協会会長であり、リトアニアサウナマスターのビルテ・マシリアウスキエネ氏がイベントに参加し、リトアニア式サウナの歴史やユニークな特徴についてプレゼンテーションを行う予定。その後、実際にサウナ体験が行われ、参加者はピルティスの真髄を体感することができる。特に、この体験はリトアニア式の伝統を守りつつ、現代のライフスタイルに合わせた新しいサウナ文化を日本に紹介するものとなっている。

ビルテ・マシリアウスキエネ氏

イベントの詳細と参加方法

リトアニア式サウナ体験イベントは、加賀市の山代温泉にある「吉田屋山王閣」で開催される。イベントは2部構成となり、第1部ではサウナに関するプレゼンテーションと体験、第2部ではリトアニア料理とミネラルウォーターに関するフードイベントが行われる。サウナ愛好者だけでなく、リトアニアの文化に興味を持つ人々にも楽しめる内容が盛り込まれている。

サウナ体験には事前申し込みが必要であり、参加者は先着25名に限定されている。また、参加費は無料で、イベント中は水着を持参する必要がある。興味のある方は早めの申し込みをおすすめしたい。

サウナを通じた地域活性化への期待

「加賀市サウナ特区宣言」は、サウナを通じた観光振興や地域活性化を目指す新しい取り組みだ。特に、サウナをテーマにしたイベントや観光資源の開発は、国内外のサウナファンを呼び込み、加賀市の魅力を世界に発信するチャンスとなる。

リトアニア式サウナ「ピルティス」の体験イベントは、その一環として、加賀市が掲げる「サウナ特区」としての第一歩を象徴するものだ。今後もサウナを活用したさまざまなイベントやプロジェクトが期待されており、加賀市はサウナ文化の発信地として成長を続けていくだろう。

石川県加賀市で開催されるリトアニア式サウナ体験イベントは、サウナ愛好者にとって必見の機会だ。リトアニアの伝統的なサウナ文化を日本で体験できるこのイベントを通じて、サウナの新しい魅力を発見し、心身ともにリラックスした時間を過ごしてほしい。加賀市がサウナを通じて地域活性化を図るこの試みは、今後ますます注目されること間違いない。


イベント概要
日時:9月26日(木) 14:00~17:00
場所:山代温泉 吉田屋山王閣(石川県加賀市山代温泉13-1)

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