サンシャインシティ（東京･池袋）では、足湯にほっこり癒されながら、隠れた秘湯が多い豊島区内や東京都の銭湯について知ることができるイベント「さんしゃいんの湯2024」 を、2月16日（金）～18日（日）の期間 、サンシャインシティ噴水広場で開催する。
本イベントは、東京都浴場組合と豊島区浴場組合、バスクリン銭湯部などの協力のもと、身体的なリフレッシュだけでなく、息抜きの場所＝心の癒やしとしても幅広い世代に親しまれている「銭湯」の雰囲気を感じられる会場で、数種類の足湯を楽しめる企画。 5回目を迎える今回は、実際の銭湯で使われていた昭和レトロな展示の中、SDGsの観点から話題のこんぶ湯など約5種の足湯を楽しめる。
また、銭湯の和の雰囲気にも合う日本の伝統的な和楽器「津軽三味線」のステージを開催するほか、昨年も好評だった「落語」を鑑賞できる。昨今では、銭湯離れに一石を投じ、地域の健康やコミュニケーションを支える銭湯の良さを知ってもらおうと落語イベント「銭湯寄席」を実施する銭湯も少なくない。本イベントでは足湯を楽しみながら日本の伝統文化である生の落語と三味線も楽しむことができる。
さらにサンシャインシティのある豊島区内や都内の銭湯情報なども知ることができ、銭湯グッズなどが当たる抽選会にも参加可能だ。
実施内容
足湯
四層吹き抜けの噴水広場を生かして銭湯をイメージした巨大な暖簾を吊り、都内の銭湯に描かれている富士山などのペンキ絵の写真を628インチの巨大ビジョンに映し、畳シートを敷いたステージの上に足湯が登場。果実や入浴剤を入れた足湯のほか、SDGsの観点から話題のこんぶ湯など約5種の足湯を楽しめる。人気の「さんしゃいんの湯オリジナル手ぬぐい（非売品）」付きの入浴券も。
落語
多くの人が集まる庶民の社交場として銭湯がよく登場し、「銭湯」をテーマにした古典落語の演目もあるほど親和性の高い「銭湯×落語」。昨年に続き豊島区在住の落語家の三遊亭ぐんまさんが落語を披露する。
実施日時：2月17日（土） ＜13:00 / 15:00の計2回実施＞
料金：観覧無料（申込不要）
三遊亭ぐんまさん
豊島区在住の落語家。都内寄席を中心に全国各地で初めての人でも楽しめる落語を披露し活動中。BS笑点などのテレビ、ラジオにも出演。銭湯とサウナが大好き。
津軽三味線（初開催）
迫力のある演奏が特徴の津軽三味線。本来は楽譜がなく、即興で演奏するアレンジ性の高い楽器で、表現力の豊かさから独奏楽器としても注目されている。その時代に生きる人々の生活や想いが織り込まれ、唄えばその風景が蘇る｢日本の民謡｣から、西洋音楽に馴染むカッコいい現代曲まで。
実施日時：2月18日（日） ＜13:00 / 15:00の計2回実施＞
料金：観覧無料（申込不要）
澤田一咲(いっさ)さん
学習院大学落語研究会にて寄席芸能を経験後、津軽三味線の世界に入り、澤田流名取「澤田一咲」を襲名、津軽三味線全国大会にて入賞。現在、三味線講師を務めながら、ギター・クラリネットと構成する和洋アンサンブル「咲くらいす」として福祉施設を中心に演奏活動中。「イケバス(池袋のコミュニティバス)大好きお姉さん」として、IKEBUS周年記念としまミュージックキャラバン出演。サンシャインシティの屋上庭園「サンシャイン広場」でお弁当をたべてのんびりするのが好き。
銭湯に関する展示
現在15軒ある豊島区の銭湯を紹介するマップや、こんぶ湯等の銭湯の取り組みなどをパネルにして紹介。さらに、会場で配布される引換券を持って豊島区・板橋区内の一部銭湯へ行くと先着でドリンクがもらえる。
「さんしゃいんの湯2024 」 概要
実施日時：2月16日（金）～18日(日) 各日 10:00～19:00
場所：サンシャインシティ 噴水広場（専門店街アルパB1）
料金：足湯入浴料（約10分） 一人200円／手ぬぐい付き足湯入浴券 一人500円
協力：東京都浴場組合、豊島区浴場組合、板橋区浴場組合、バスクリン銭湯部、タイムズ スパ・レスタ、万田発酵、マックス、からだにユーグレナ、テンシャル、デカビタC、雪印メグミルク
