山口県長門市「大谷山荘曙館」が、新しく3タイプ計23室の客室を一新、2023年7月21日にリニューアルオープンした。新たに誕生した客室は、サウナ、水風呂、露天風呂付き客室である「大谷山荘スイート」(全2室)と「ガーデンジュニアスイート」(全1室)、大谷山荘の新しいスタンダードとなる「曙プレミアム」(全20室)。滞在をよりゆっくりと愉しめるよう、長門の自然と建築美の調和した空間づくりをテーマに設計。家族やグループでの旅行など、様々なシーンに合わせて利用できる。
客室紹介
大谷山荘スイート
露天風呂付き客室の中で最も広い「大谷山荘スイート」は、客室の中で唯一、サウナや水風呂、4ベッドを備えたスイートルーム。連泊での利用やグループでの旅行にも最適な、充実した設備だ。
客室の最大の特徴であるサウナは、県内では数が少ない、セルフロウリュができるプライベートサウナ。自身でサウナ室の温度を調節できるほか、24時間好きなタイミングでロウリュできるのは嬉しいポイントだ。また室内には、ゆったりとした二段のベンチや、緑の山々を眺められる窓もある。サウナ室の隣に設置された水風呂と併せ、心身のリフレッシュに最適な客室だ。
サウナに隣接した露天風呂では、長門湯本の温泉を源泉かけ流し。豊かな山々や眼下を流れる滝の音とともに、歴史ある長門湯本のお湯を心ゆくまで愉しめる。
客室奥には庭園を望める大きなテラス窓があり、テラスへ出ると豊かな緑の山々が一面に広がる。夜には庭園がライトアップされ、昼とは異なる趣。テラスに備え付けられたソファは、手足を広げてくつろげる程のゆったりとしたサイズで、外気浴の場としても利用可能だ。
室内は4名でもゆったりとくつろげるリビングスペースとベッドルームを用意。4台のベッドはツインを2室に分けて設置。2室の間は仕切られ、二世代の家族旅行にも対応している。また、リビングスペースにはL字型のソファや、4名席のダイニングテーブルを備え、家族や仲間で旅の思い出などゆっくりと過ごすことができる。
ガーデンジュニアスイート
曙館最上階の5階に1室だけの露天風呂付きスイートルーム。約64㎡のワンルーム内にはツインのベッドスペースや、歓談やくつろぎに適したソファを配したリビングスペース、読書などができるワークスペースを備え、奥には自然を感じるテラスを設置。コンパクトながらも様々なシーンで活用できる。2名定員の客室で、夫婦や友人との旅行におすすめだ。
室内から出られるテラスには、源泉かけ流しの露天風呂と、リラックスのできるソファやイスを用意。目の前に広がる緑の山々や眼下を流れる滝の音、風に乗って届く木々の香りが、癒しの空間を演出する。
曙プレミアム
大谷山荘の新しいスタンダード客室として誕生した「曙プレミアム」。足元に琉球畳を敷き、ツインベッドを設えた和モダンを基調とする室内は、和室のやすらぎと洋室の快適さをそのままに、さらにゆっくりとくつろげる空間として生まれ変わった。客室の照明は、柔らかいオレンジ色で統一され、しっとりと落ち着いた雰囲気を感じられるほか、大きな窓からは緑豊かな山々、また一部の客室では清流音信川を眺めることができる。一角には、ちょっとした書き物や読み物ができるワークスペースもあり、家族との利用のみならず、ワーケーションでの利用にもおすすめだ。
プライベートな空間を大切にする「個室ダイニング」
新たに夕食会場「個室ダイニング」が誕生。4名席を基本としたイス・テーブルを配し、各席には仕切りを設け、レストランスタイルのようでありながらご家族やグループのプライベートな空間を大切にする、個室ダイニングとなっている。露天風呂付き客室専用会席料理の会場となる。
会場内はモダンで落ち着いた内装となり、会席料理はスタッフが食事のペースに合わせて一品一品提供する。また、一部の席には窓を設置。夏の季節は夕暮れから夜に移り変わる景色とともにご夕食を愉しめる。
大谷山荘
山口県長門市深川湯本字平町2208番地