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アウトドアサウナ業界の持続的な発展を目指す団体「一般社団法人 アウトドアサウナ協会」が設立

by furosauna

アウトドアサウナの取扱いを行っている株式会社メトス、ファイヤーサイド株式会社、株式会社サウナキャンプの3社は、近年利用者が急増している屋外向けのアウトドアサウナ(テント型サウナ、トレーラー式サウナ、サウナ小屋等)の利用上の安全性向上と持続的な発展を目的として、「一般社団法人 アウトドアサウナ協会」を2022年12月に設立した。

アウトドアサウナ市場の持続的な発展と、利用者の安全で健康的なアウトドアの活用を目的としてアウトドアサウナの製品安全基準の確立や安全な利用方法の啓蒙活動を行うという。

空前のアウトドアブームとサウナブームが相まって、近年人気が高まっているアウトドアサウナは、利用者の増加に伴い、利用マナーについての問題視や重大事故の危険性をはらむ情報も聞かれるようになった。アウトドアサウナは薪を熱源とするサウナストーブを採用している製品が主流となり、使用場所における事前の条件確認や、利用方法に関する正しい知識と安全意識が必要不可欠だ。設計に不備がある製品が市場に出回っていることや、法令に準拠しないDIYのサウナによるトラブルも見られるという。

一方、急速に広がる利用シーンに対して、アウトドアサウナに関する既存の法律上の位置付けの整理やそれに基づく自治体に対するガイドライン(技術的助言)の整備が追いついていないために、アウトドアサウナの利用に対する行政指導などで判断にとまどう自治体も少なくないという。アウトドアサウナ協会では今後、消費者が安心してアウトドアサウナを楽しめるよう、有識者や行政諸官庁と連携し、製品上の安全基準や設置・運用基準等の整備を図るという。


一般社団法人 アウトドアサウナ協会
東京都中央区築地6-16-1

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