香川県高松市に、地域に残る邸宅をリノベーションした一棟貸しラグジュアリーホテル「穴吹邸」が2022年9月29日、瀬戸内国際芸術祭(秋期)の始まりと同時にリニューアルオープンする。
「穴吹邸」は高松港にほど近い街中に、静かに佇む邸宅型ホテル。直島や豊島、小豆島など、瀬戸内の穏やかな気候と美しい自然に恵まれた島々を舞台に開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の拠点としても利用できる。
一棟貸し、邸宅ホテル「穴吹邸」
888平米の邸宅には、熟練の庭師が手がける日本庭園、天守付建屋、露天風呂、フィンランド式サウナ等を備え、1日1組(2〜9名)での貸し切り利用が可能。
自身もその家に暮らしていたオーナー自らがゲストを迎え、チェックイン(15時~)からチェックアウト(~12時)まで、ゲストが自分の家のようにリラックスした滞在をサポートする。
「穴吹邸は亡くなった祖父から受け継いだ屋敷を改装しています。祖父は戦後、大工から建築会社を興した人物で、焼け野原の街で豊かな暮らしをつくろうと汗を流しました。その屋敷を、今度は心の豊かさのために使わせてもらう。カタチは違っても志は祖父と同じつもりです。」(現オーナー/穴吹英太郎 氏)
コンセプトは「瀬戸内の、時を休む宿」
瀬戸内の自然を感じる広い邸宅で、忙しい時間の流れから解放され、北欧のようにゆったりとした価値のある時を過ごす。これが穴吹邸からの提案だ。旅も、休日も、そして時間も、消費から持続へ。時を休む一棟貸しの宿で、気心知れた仲間たちと心身を健やかに保つ休みを過ごしてほしいという想いが込められた。
伝えたい概念「時休」
「時休」とは、なににも縛られない時間を作る休みのこと。ゆったりとした時間を過ごして、心身の健康を保つ休日。ストレスが多く幸福度が低い日本人にとって、これから必要になる概念だという。
「日本人の旅行スタイルはスタンプラリー化していてとにかく慌ただしい。 日本の旅には、過ごし方の幅を持たせる必要があり、 時間の余白を楽しむ過ごし方に価値を持たせたい。現代人に必要な旅での過ごし方を提案したいと考えました。」(現オーナー/穴吹英太郎 氏)
瀬戸内ヒュッゲを感じる3つのコンテンツ
コンテンツ①:北欧家具で寛ぐ
ゆっくりとした時間を演出、家族や仲間との時間を楽しむ。
コンテンツ②:マインドフルネスな「整う」コンテンツ
コンテンツ③:瀬戸内海の優しい非日常
静かな凪の海に美しい多島美
邸宅ホテル「穴吹邸」
住所:香川県高松市城東町1-7-15 / TEL:050-8880-9970