新宿・代々木エリアの「話題の新店・映える」は、2024〜2026年に開業した施設が集まっている。銭湯文化と本格サウナを掛け算した改装再生、路地裏の黙浴専門サウナ、公園の中のサウナという全く異なる3つの新しい形だ。それぞれが「なぜ新宿でこれを始めたのか」という問いに、異なる答えを持っている。
このエリアを選ぶ理由:新宿・代々木エリアには2024〜2026年に開業した注目施設が集中している。銭湯の再生から公園内サウナまで、新しいサウナの形を実験している施設が揃っている。
黄金湯 新宿店

旧・金沢浴場の跡地に、七夕の夜(2024年7月7日)に産声を上げた銭湯サウナだ。男湯の浴室名は「THE ABYSS(深淵)」——溶岩タイルを敷き詰めた洞窟にオートロウリュが唸り、天然地下水かけ流しの美泡水風呂と外気浴スペースで仕上げる。女湯は「THE COCOON(繭)」、円形デザインのセルフロウリュ仕様だ。
同じ建物の中で、男女がまるで別の世界に送り込まれる——この設計の大胆さは、黄金湯(墨田区)が錦糸町で証明した手法の新宿版だ。銭湯価格(入浴550円+サウナ追加)で本格サウナが使える組み合わせを、新宿の地で再現してみせた。
| 住所 | 東京都新宿区新宿7丁目22−11 |
| 営業時間 | 12:30〜24:00(定休日:第1・第3火曜日) |
| 料金 | 入浴550円+サウナ追加800〜1,000円(時間帯・曜日により変動) |
| 性別 | 男女別浴室 |
荒木町サウナ Logout

2026年、荒木町の路地に開いたサウナ専門施設だ。サウナ室名は「DEEP DIVE(深海)」——黙浴義務というルールは、スタッフが一定間隔でロウリュを行う環境のための、当然の設計だ。Harvia製ストーブが高温まで熱し、スタッフの手でかき混ぜられた熱気が無言の室内を占領する。
「静寂+熱気」という組み合わせは、サウナ室から雑談の余地を除いたとき、何が残るかを教えてくれる。黙浴という制約が、逆に解放感をつくるという逆説が、荒木町という料亭街の路地に似合っている。
| 住所 | 東京都新宿区荒木町6−1 ガーデンズ |
| 営業時間 | 月〜金 13:00〜23:00 / 土日祝 11:00〜23:00(最終入場21:50) |
| 料金 | 平日:1h 1,800円・2h 2,450円・3h 2,950円(土日祝は1h 2,100円〜) |
| 性別 | 男性専用 |
TOTOPA 都立明治公園店

都立明治公園の棟にサウナが入っている。「公園の中にサウナ」という状況は、東京の都市計画の進化として捉えることもできるし、単純に面白い事態として受け取ることもできる。男性フロアは複数の温度帯で仕切られており、黙浴エリアと会話OKエリアが分かれている。水風呂は水深約160cmの深水槽と通常水風呂の二槽構成だ。
深水槽に沈んだとき、外の公園との高低差を体で感じる——これが公園サウナの特権だ。女性フロアは「かおるこ」という香木をテーマにしたサウナで、男女で全く異なる空間が用意されている。都市型サウナの新しい型を、公園の中で実験している施設だ。
| 住所 | 東京都新宿区霞ヶ丘町5−7 |
| 営業時間 | 11:00〜23:00(最終受付22:00) |
| 料金 | 平日:1h 2,178円・2h 3,278円・3h 4,378円(土日祝は料金変動あり) |
| 性別 | 男女別浴室 |