街の銭湯・日常の一湯 × 新宿

新宿・代々木エリアの「街の銭湯・日常の一湯」は、余丁町・高田馬場・市谷台町という、新宿の中心街から少し外れた住宅地に3施設が点在している。いずれも深夜まで開いており、料金はサウナ込みで1,100円前後と銭湯価格が基準だ。派手な宣伝はしていないが、それぞれ長年この街で地元客を受け入れてきた。

このエリアを選ぶ理由:新宿・代々木エリアは大型サウナ専門施設の集中地でもあるが、住宅街に入ると銭湯文化が現役で続いている。サウナ込み1,100円前後で深夜まで使える施設が複数あり、仕事帰りの立ち寄りに向いている。

弁天湯

余丁町の弁天湯は、男湯と女湯が日替わりで入れ替わるという珍しい設計の銭湯だ。それだけでも十分変わっているのに、サウナかミストサウナかも浴室によって変わる。今日どちらが当たるかは、来てからわかる仕組みだ。一方の浴室にはジェット風呂・電気湯・薬湯・露天風呂など7種の湯が揃っている。

深夜1時近くまで開いており、仕事帰りの立ち寄りにちょうどいい。余丁町という地名が「余った時間を使う」ための場所として機能している——そういう偶然の一致が、この銭湯には似合っている。

住所東京都新宿区余丁町5−1
営業時間14:30〜翌1:00(最終受付0:30)
料金入浴550円・サウナ込み(タオルセット付き)1,100円
性別男女日替わり制

世界湯

高田馬場の世界湯は1954年創業、2009年に再建された老舗だ。屋号の「世界」は伊達ではない——男湯の壁にはイグアスの滝が、女湯の壁にはマッターホルンが描かれている。高田馬場にいながら、壁画が別の大陸へ連れていく。サウナは男湯にあり、水風呂との組み合わせでととのえる。

タオルセット込みのサウナ料金(1,100円)で手ぶらで立ち寄れ、深夜1時まで開いている。壁の前に座ると、高田馬場にいることを少し忘れる——そういう忘却を、550円の入浴料と550円のサウナ追加で買える場所だ。

住所東京都新宿区高田馬場3丁目8−31
営業時間15:00〜翌1:00
料金入浴550円・サウナ込み(タオルセット付き)1,100円
性別男女別浴室

大星湯

三代目の店主が地域に先駆けてAEDを導入したのが2005年、東日本大震災後には授乳室と防災拠点の機能も加わった。市谷台町の大星湯は、湯を沸かす以上の場所になって久しい。男湯にはサウナと水風呂があり、地域のサウナユーザーが日常的に使っている。月曜定休、夕方から開く。

大きな主張はせず、この街の深いところに根を張っている——そういう銭湯だ。入浴550円・サウナ込み950円という価格の安さは、地域の人が毎日使える銭湯であり続けるための、意思のある設定だと思っている。

住所東京都新宿区市谷台町18−3
営業時間15:00〜23:45 定休:月曜
料金入浴550円・サウナ込み950円
性別男女別浴室(サウナは男湯)

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