東京のレトロ銭湯/渋い昭和の湯サウナ
昭和の銭湯が、まだサウナを焚いている。
唐破風の屋根、番台、色タイルのモザイク——失われつつある銭湯建築がまだ現役で動いている。「昭和レトロ銭湯」タグを付与するのは、昭和期の建築・内装を維持したまま現在もサウナを稼働させている施設に限る。外観だけを昭和風に作り直したリノベーション施設は対象外だ。当時の設計がそのまま残っているか、意図的に受け継がれているか——その違いが判断基準になる。その空間にいること自体が、既に体験だ。
上野エリアの1エリア、4施設を掲載している。宮造り建築から昭和期の内装が色濃く残る施設まで、いずれも「時代を乗り越えてきた」という質感が漂う。古い銭湯でサウナに入ることの意味を、以下に並べる。
