
三重県四日市市の「おふろcafe 湯守座」が、2026年10月30日(金)10時にリニューアルオープンした。目玉は男女のサウナ室の刷新で、壁に三重県産材の一枚板を用い、毎時00分にオートロウリュと風が発生する「風神サウナ」へと生まれ変わっている。
今回の刷新は9周年を記念したものだ。サウナ室に加えて浴室や脱衣所、レストランにも手が入っており、館内全体の更新と呼べる規模である。
毎時00分に仕掛けが動く「風神サウナ」の中身
風神サウナでは、サウナストーブを入れ替えたうえで、毎時00分にオートロウリュと風が起こる仕組みを採用した。収容人数も従来より増え、タオルなどで熱風を送るアウフグースにも対応できるようになった。
アウフギーサーによるイベントも、今後定期的に開催していくという。

「毎時00分」が意味するもの。オートロウリュ時代のサウナ室
ロウリュは、熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を立てる行為だ。利用者が自分で行える施設もあれば、時間を決めてスタッフが行う施設もあり、運用はさまざまである。一方で、自動で蒸気を発生させる設備そのものは、近年の新しい施設で見かけることが珍しくなくなった。
そのなかで湯守座の特徴は、オートロウリュに「風」を重ね、さらに収容人数の拡大、アウフグース対応、アウフギーサーのイベントまでを同じサウナ室に載せた点にある。蒸気を立てるだけの設備から、熱波を受け止める場へと役割が広がったと読める。

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定刻に起こる仕掛けは、利用者に「入る時間を選べる」という余地を与える。蒸気と風に合わせて滞在の段取りを組めるため、サウナ室での時間が受け身から能動的なものへ変わる可能性がある。
サウナ室は壁やベンチなど木に囲まれる空間で、素材の印象が体験の質に直結しやすい。そこに地元・三重の木材を一枚板の状態で用いたことは、設備の更新にとどまらず、「この土地のサウナ」という個性を打ち出す選択に映る。

サウナ後の動線を担う「寸胴ぶっかけ水」と増えたととのい椅子
「おふろcafe 湯守座」はサウナ室を出たあとの流れにも工夫がある。頭上から頭頂部へ一度に15リットルの水が降り注ぐ、オリジナルのガッシングシャワー「寸胴ぶっかけ水」をDIYで新設した。
あわせてととのい椅子も増量されており、サウナ室でのクールダウンから外気浴まで、ひと続きで楽しめる動線を描いている。

浴室・食事・記念イベントも刷新
浴室の天井と脱衣所の壁・天井は、落ち着いた雰囲気に一新された。女性脱衣室では、さまざまな機種を試せるようドライヤーも更新している。

レストランでは、ブランド豚「ええやんさくらポーク」を使った四日市とんてきや、「尾鷲もちもちマグロ」など、三重・四日市ならではの料理がグランドメニューに加わった。スマホから注文できるモバイルオーダーも導入されている。
記念イベントは、10月30日10時発売の9周年記念福袋(1個5,000円)を皮切りに、10月31日・11月1日のアウフグースチーム「ROASTER’S」によるアウフグース、10月31日のDJイベント、11月1日のまぐろ解体ショー、10月31日から11月3日まで毎日17時のビンゴ大会、10月31日から11月15日までのラッキーくじなどが予定されている。



「おふろcafe 湯守座」どんなサウナーにお勧めか
アウフグースやロウリュなど、蒸気と熱波そのものを楽しみたい人には、毎時00分の仕掛けとアウフグース対応のサウナ室がいちばん向いている。サウナ室の外まで含めた流れを重視する人なら、寸胴ぶっかけ水から、増えたととのい椅子での外気浴までが一続きの体験になる。
旅先でサウナとご当地の食事をセットで楽しみたい人にも合う。四日市とんてきなどのサ飯が加わったことで、サウナ後の一食まで含めて予定を組みやすくなった。


コマシ
毎時00分に風が来ると予告されたサウナ室は、サウナーにとって映画の上映時刻のようなものだ。入る前から時計を気にしてしまった時点で、体験はもう始まっている。15リットルを一気に浴びる寸胴ぶっかけ水が好きな人には、とくに刺さりそうだ。
おふろcafe 湯守座
所在地:三重県四日市市生桑町311
リニューアル日:2026年10月30日(金)10時
営業時間:10時〜翌朝9時(23時間営業)
サウナ室数・熱源種類:男女サウナ室を刷新(サウナストーブを入れ替え。毎時00分にオートロウリュと風が発生)
収容人数:従来より増加
主な設備:オートロウリュ、アウフグース対応、寸胴ぶっかけ水(15L)、ととのい椅子(増量)
公式URL:https://ofurocafe-yumoriza.com/