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大阪「ビアポート築港」7月22日開業、最大4人の貸切サウナと3基の醸造タンク

大阪のベイエリア、築港。かつて物流の拠点として栄え、今なお明治から大正の面影を残すこの港町に、サウナーにとっての新たな聖地が産声を上げた。

2026年7月22日に開業した「ビアポート築港」は、築70年の歴史を刻んだ古民家を再生し、本格的なサウナと自家醸造のブルワリー、そして1日1組限定の一棟貸し宿泊施設を融合させた複合施設だ。

大阪メトロ中央線「大阪港駅」から徒歩約1分という、観光の拠点としても抜群のロケーションに位置している。

本格ロウリュと五右衛門水風呂で深い没入へ導く「ビアポート築港」のプライベートサウナ

本施設の核となるのが、1階に設置されたプライベートサウナだ。セルフロウリュが可能な本格的な仕様となっており、最大4人まで同時に利用できる貸切スタイルを採用している。

サウナ室内は、古民家の温かみを感じさせる木材の質感と、現代的なリノベーション技術が融合した落ち着きのある空間となっている。

ビアポート築港

水風呂には、日本の伝統的な「五右衛門風呂」スタイルを採用しており、冷水に身を沈めながら、かつてこの場所で流れていた時間に思いを馳せるような、独特の没入感を味わえるのが特徴だ。

さらに、港町の風を感じながら外気浴を楽しめる「整いスペース」も完備されており、都市部のサウナでは得がたい開放感とともに、深いリフレッシュへと導いてくれる。

このサウナが提供する価値は、単なる「温冷交代浴」にとどまらない。運営を手がけるのは、大阪・築港でまちづくり活動を展開する「美想空間」である。

彼らは、かつて写真館やパン屋として地域に愛されていた建物の梁や柱、歴史ある家具をあえて残すことで、空間そのものに「癒やしの文脈」を付加した。

近年のサウナトレンドにおいて、スペック以上に「空間の物語」が重視される傾向にあるが、ビアポート築港はこの点において、他の新設施設とは一線を画す専門性を有していると言える。

ビアポート築港

醸造所併設だからこそ叶う「サウナ×クラフトビール」の究極のペアリング

サウナーにとって最大の贅沢は、火照った体に流し込む至高の一杯だろう。ビアポート築港には、サウナのすぐ隣に3基の醸造タンクを備えたブルワリーが併設されている。ここで醸造されるビールは、築港の歴史を映し出した自家製のクラフトビールだ。

ブルワーの保成優至氏によれば、最初に提供されるビールは「フルーティーで飲みやすい飲み口」に仕上げられており、サウナ上がりの乾いた喉に優しく、かつ鮮烈に染み渡る設計となっている。

ビアポート築港

サウナ施設に飲食店が併設されている例は珍しくないが、醸造所が「ゼロ距離」で隣接しているケースは極めて稀である。これは、サウナ後の感覚が鋭敏になった「ととのい状態」で、ビールのフレッシュなアロマをダイレクトに享受できることを意味する。

併設のバーカウンターでは5つのタップから注がれるビールを楽しめるほか、宿泊者はサウナ上がりにそのまま、ここでしか味わえない一杯を堪能することができる。これは、既存の温浴施設が提供してきた「サ飯」の概念を、さらに高次元な体験へと引き上げるポイントである。

ビアポート築港

築70年の歴史を継承し、港町の課題を解決する「滞留型」サウナ宿の価値

2階に広がる宿泊エリアは、1日1組限定、最大12名まで宿泊可能な完全プライベート空間だ。リノベーションによって生まれ変わった室内には、ベッドルーム2室のほか、キッチンやリビングダイニングが備えられており、仲間内での「サウナ合宿」にも最適な環境が整っている。

料金は1泊12万円からと高価格帯の設定だが、歴史的な建築美と最新のサウナ設備を独占できる価値を考えれば、妥当なプライシングと言えるだろう。

事業責任者の前田博輝氏は、これまで夜間の滞留人口が少なかった築港エリアにおいて、本施設が「人の滞留」を生むきっかけになることを期待している。実際、サウナで心身を解きほぐし、自家醸造ビールと事前予約制の「WAGYUおまかせコース」に舌鼓を打ち、そのまま古民家の趣を感じながら眠りにつくという体験は、日帰り利用では決して得られない深い満足感をもたらすはずだ。

「ビアポート築港」はどんなサウナーにお勧めか

ビアポート築港は、以下のようなサウナーに特にお勧めしたい。

グループ利用のサウナー:最大4人での貸切サウナと、12人まで宿泊可能な広大な空間は、サウナ仲間とのオフ会や合宿に最適。
歴史・建築好きのサウナー:築70年の古民家の佇まいの中で「ととのう」体験は、新築のサウナ施設では決して味わえない情緒がある。
クラフトビール愛好家:サウナとビールのペアリングを極めたい人にとって、醸造所併設の環境はこれ以上ない贅沢。

編集部
ジョー

サウナとブルワリーが物理的に隣接している施設は他にもありますが、古民家の温かみと「五右衛門水風呂」という渋いチョイスが、築港という街の歴史と完璧にシンクロしていますね。個人的には、サウナ上がりに5つのタップからどれを選ぶか迷う時間こそが、この施設最大の「ととのい」へのプレリュードだと確信しています。 大人数でのサウナ合宿を計画している幹事さん、ここは間違いなく「アリ」ですよ。

項目内容
施設名ビアポート築港
所在地(エリア)大阪府大阪市港区築港1丁目13-30
開業日/リニューアル日2026年7月22日
料金(税込)1泊120,000円〜
サウナ室数・熱源種類1室(セルフロウリュ対応)
水風呂数・温度五右衛門風呂スタイル
収容人数サウナ最大4名/宿泊最大12名(1日1組限定)
主な設備(ロウリュ/アウフグース/外気浴等)セルフロウリュ、外気浴スペース、醸造タンク3基・5タップのブルワリー併設
運営会社美想空間
公式URLhttps://www.beerportchikko.com/

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